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九州道の駅探検記

第43回
鹿児島県道の駅探検記(樋脇)No39

 昨日、鹿児島県の道の駅樋脇を訪問してきました。道の駅樋脇は鹿児島県北西部、薩摩川内市にある駅で薩摩藩第十九代藩主、島津光久が整備した市比野温泉にあります。

今回は以前鹿児島県道の駅分科会で一緒になった竹隈支配人からの相談を受けての訪問でした。

道の駅樋脇はオープン16年目で昨年度、開業以来初めて前年度売上げを下回り今期も客数、売上ともに減少傾向にあります。この駅も設立時の取り決め(商品の仕入れ先など)が呪縛となり、新しい事に取り組みにくい環境となっています。竹隈支配人はそういった状況のなかで「道の駅同士の産品交流」を推進する事によって新しい商品や文化を入れ、駅全体の活性化を行いたいと考えられています。相談はその産品交流の仕方を教えてほしいとのことでした。産品交流でのメリットやデメリット、解決しなければならない諸問題などを説明し、何駅かの駅長さんをご紹介することにしました。

ここでは割愛しますが駅の運営に関してのアドバイス等もさせて頂きました。

  今回、竹隈支配人のお話を聞いて、どの駅も同じような問題を抱えて運営をされているんだと再認識しました。時代の変化に応じた素早い対応が規制や条例など外的要因で出来ないという問題は、駅の運営だけではなく地域活性化の妨げになっている恐れもあります。私が作った駅の場合は、最初からいろいろな事業を手掛ける計画を持っていたため、邪魔になりそうな規制は条例案に入れさせませんでしたが、行政側が一方的に作ったり、ステークホルダーの一部の意見だけが入っていたりすると悲惨ですね!しかも右肩上がりできた業績が下がってきたりすると・・・・。指定管理制度の為、駅側が行政側に強く言えない現状もあるようです。

 今回竹隈支配人とは、じっくり話ができましたので、次回は酒でも一緒に飲みたいと思います。今後も定期的に訪問しようと思います。

(写真1)
(写真1)

(写真2)
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(写真3)
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