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九州道の駅探検記

第50回
沖縄県の道の駅訪問(前編)No45

7月28日から30日の2泊3日で、沖縄の道の駅5か所を訪問してきました。道の駅にかかわる仕事を始めてから7年目で、念願の沖縄の道の駅訪問です。梅雨も明け、青い空と青い海を期待しての訪問でしたが、初日から雨模様で滞在中に青い空と海を見れたのは帰りの飛行機を待っている時という、天候には恵まれない訪問でしたが駅の方々とはいろいろとお話が聞けて有意義な訪問でした。今回は前編と後編に分けてレポートしたいと思います。

道の駅ゆいゆい国頭
 沖縄県北部の国頭村にある道の駅で天然記念物の「ヤンバルクイナ」が生息しており、沖縄本島の中で「やんばる」と呼ばれる自然豊かな地域です。現場の責任者田場さんからいろいろとお話しを伺いました。
ゆいゆい国頭は1999年登録の道の駅で、沖縄県北部の観光拠点として特産品の販売、地域食材を使ったレストラン、地域歴史展示コーナー、観光情報カウンターなど充実した施設が整っています。特有の気候を生かした特産品開発も盛んで、猪豚、味噌、お茶、果物を使った加工品などオリジナル商品もたくさんあります。沖縄県では本島中部 本部半島にある「美ら海水族館」までは観光バスが立寄り、それより北にある国頭地区では集客に苦戦しているのが現状です。私からすれば北部にも独特の魅力があるのですが・・・・。そういった現状をなんとか打破するために田場さんをはじめスタッフが努力を続けられています。昼食で「猪豚肉そば」(750円)を頂いたのですが絶品でした。
(写真1猪豚肉そば)

道の駅おおぎみ
 道の駅のある沖縄県北部大宜味村は「長寿日本一」を宣言した村です。「日本一長寿宣言の村」の碑には「80(歳)はサラワラビ(童)、90(歳)となって迎えに来たら、100(歳)まで待てと追い返せ!我らは老いてますます意気盛んなり、老いては子に甘えるな。長寿を誇るなら我が村に来れ、自然の恵みと長寿の秘訣を授けよう。我が大宜味村老人はここに長寿の村日本一を高々に宣言する。」と書かれています。道の駅おおぎみは村直営の施設で小規模な駅ですが小さいからこそ出せる魅力があります。商品は特産品から日用品まであり、村のよろず屋のような雰囲気があり何か落ち着きます。
(写真2道の駅おおぎみ)

道の駅許田
 沖縄県では一番有名な駅で、全国でもよく知られています。駐車場に車を入れる時点から渋滞で平日とは思えない混雑です。立地的には先ほど名前がでた「美ら海水族館」那覇寄り、リゾートエリアの恩納村の近くで幹線道路の国道58号線沿いという好立地となっています。「やんばる物産株式会社」経営の施設で、特産品販売、農産物販売、レストラン、情報センター、休憩所、テナント各種といろんな店があります。宝くじ売り場では毎年高額当選がでており行列ができています。雑多な感じもするので、恐らく設立当時では予想もしなかった集客で増設に増設を重ねてきたと考えられます。販売されている農産物も安い価格に設定され人気はうなずけます。また個人客への全国発送や本土の道の駅を始め小売店などにも卸しを積極的に行っています。駅長の比嘉さんには都合が合わずお会いできませんでしたが、全国を飛び回って活動されており、そういった努力が現在の道の駅許田を生んだといっても過言ではないでしょう。
城間課長!お忙しい中ご対応ありがとうございました。
(写真3道の駅許田)

(写真1)
(写真1)

(写真2)
(写真2)

(写真3)
(写真3)


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