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九州道の駅探検記

第41回
大分県佐伯市の道の駅との合同会合No37

久しぶりの日記更新になりました。今回は今月初めに行った大分県佐伯市の3駅(やよい、宇目、かまえ)との合同会合に参加してきました。今回の会合は道の駅を核にした地域活性化の為、未知倶楽部で推奨している「道の駅連合」を3駅で設立するためのものです。

 佐伯市の概要を説明しますと、大分県の南東端、大分市の南東約60キロメートルの場所に位置し、東部は日豊海岸国定公園の豊後水道に面しており、日本有数のリアス式海岸地帯が広がっています。また、内陸部は祖母傾国定公園の山々に囲まれており、豊富な海の幸と山の幸に恵まれています。2005年3月に佐伯市と南海部郡5町3村が合併して新たに佐伯市となり、九州の市町村の中で最大の面積を持っています。

 この佐伯市に地域特性を生かした3つの駅があります。海の幸をメインに販売する物産館と、海鮮丼が人気のレストランがある「道の駅かまえ」、山の幸を中心にキャンプ場等も運営する「道の駅宇目」、海の幸、山の幸など佐伯全域の商品を販売する物産館と、地域住民が多く利用する温泉館を有する「道の駅やよい」。

各駅特色を生かして活動されていますが各駅が協力して「何かをやる」ということはこれまでありませんでした。

そこで今回、3駅の強みを結集し、新しいサービス・商品を開発して駅の活性化を行い、佐伯市全体を活性化していこうという考えのもと「3駅連合」設立を提案させて頂きました。各駅の運営上の事情もありますが、その問題を話し合っていてもまとまるものもまとまりません。今回は各駅が出来ることからやるといった姿勢を大事にしました。

 3駅の代表者とも駅単独ではすでに限界があることを認識されており、連合提案自体には大賛成してくれましたが、細かい業務や準備を誰がやるのか?といった問題が出ました。しかしこの問題は一番若い「道の駅かまえ」の市橋店長が積極的に事務局を引き受けて下さり、事務処理や意見調整を行ってくれることになり連合実現に一歩近づきました。その後の会合では各駅の商品をまとめて道の駅連合ギフトを作るとか、持ち回りでのイベント、商品交流等具体的なアイディアが出ており、私としても連合のアドバイザーとして協力を約束してきました。

佐伯市というところはもともとポテンシャルのある地域でもありますし、高速道路の延長により九州における一大消費地福岡との時間距離が年々短くなってきてる事を考えると、面白い活動が出来そうです。本格的な活動は4月からになりますが来期は佐伯市を訪問する回数も増えそうです。


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