今回は大分県道の駅「佐賀関」(写真�@)をレポートします。今では全国的に有名になった高級魚「関さば、関あじ」の産地はここ佐賀関の漁港で水揚げされるものを指します。ですから道の駅「佐賀関」でもこの高級魚をはじめ、たくさんの海産物をお手ごろな値段で食べたり購入したり出来ます。

今回は道の駅佐賀関の運営会社の北田社長からいろいろなお話を伺いました。

北田社長は和食の調理人でもあるため特に地元素材を生かした料理をメインに運営されています。わたしもお伺いして驚きましたが「関あじ関さば定食」（佐賀関の高級魚を2種類楽しめる贅沢メニュー）が2,100円(写真�A)でした。さすがに地元でしか食べられない価格です。

そのほか冬の特産品で関クロメといわれる海藻があり、生食用の販売ももちろん各種加工品も販売されています。地元では皆さんお味噌汁などに入れて食べるらしく年末年始の帰省客や地元出身で都会に住まわれている方々からのお取り寄せなどで人気の商品です。道の駅の外部店舗では社長の息子さんが「クロメたこ焼き」を販売しています。この「クロメたこ焼き」(写真�B)は「じゃらん九州版」の特集「九州道の駅なんでもNo.1」で、テイクアウト部門で第1位に輝いたほど人気だそうです。

施設的に小さな道の駅ですが、地域の特色を生かし魅力ある駅と感じました。風光明媚な景色と地元ならではの食材、社長さんをはじめとしたスタッフの笑顔やアットホームな雰囲気が心地よい空間と時間を作り出しています。わたしが感じた一番の魅力は「スタッフのハート」だなと感じた訪問となりました。また「関あじ関さば定食」を食べに行こうと思います。