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九州道の駅探検記

第3回
道の駅くるめ探検記No3

本日の九州道の駅探検記は福岡県久留米市の「道の駅くるめ」からお届けします。先月31日にオープンしたばかりの道の駅ですが、お忙しい中、宮原駅長からお話しを伺ってきました。

うめ:
お忙しい中時間を作っていただきありがとうございます。オープンしてまだ10日程ですが滑り出しは順調ですか?
駅長:
毎日多くのお客様が来店していただいてますが、従業員が不慣れな部分もあり、開店から閉店するまで足り回っている状態です。クレームに対しても精一杯対応してリピーターにつなげる努力を行っています。
うめ:
久留米市は筑後平野であり農産物が豊富な地域ですが商品確保の為にどのような仕組みを行っていますか?
駅長:
地元農協の協力を頂き、組合員さんから商品を出品して頂いています。地域では手に入らない産品については、久留米市卸市場の協力を頂き仕入れも行っています。地域内の農業条件が同じな為、同一の産物が大量に出荷されるのを危惧し開業前から各生産者に対し数量制限をお願いしています。現在は開業したばかりで全体的に品薄になっていますが・・・
うめ:
駅長さんの以前のお仕事の内容を教えてください。
駅長:
福岡市内の百貨店に勤務していました。いろいろな部署を経験しましたがお客様相談室で顧客対応の仕事が長かったですね!
うめ:
百貨店での経験が生かせるところと、思ったよりそうでなかった!と思うところはありますか?
駅長:
道の駅もお客様あってのものですから顧客ニーズに合わせた商品構成やサービスに関しては経験が生きています。しかし道の駅では地域の生産者も重要な要素を占めていますので、そちらへの対応も大変ですね!当駅では生産物に対し「生産履歴」を重要視していますので、自分自身が生産物に詳しくないと農家と話ができないため勉強の毎日です。百貨店の経験で知っているつもりだった生産物の知識も、現場では通用しないことに気づき奥の深さを実感しています。
うめ:
最後にこれから「道の駅くるめ」をどんな道の駅にしていきたいとお考えですか?
駅長:
生産者と消費者が交流できるイベントをやりながらお互いに理解を深めて行きたいですね。そんなイベントを続けていくうちに駅のリピーターも増えるでしょうし生産者も消費者をもっと理解できるようになると思います。生産者も消費者も、そしてここで働く従業員も幸せになれる施設作りを続けていきたいと思います。
うめ:
ありがとうございました。

元気一杯の宮原駅長でした。ありがとうございました。
さて次回の九州道の駅探検記はどこからお送りするかは未定ですが今週中にまたお送りいたします。次回をお楽しみに!

(写真1)
(写真1)

(写真2)
(写真2)

(写真3)
(写真3)

住所:福岡県久留米市善導寺町木塚221-33 電話:0942-47-4111
休館日:第3水曜日
営業時間:9:00〜18:00(レストランは 10:00〜20:00)

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