第13回道の駅高千穂探検記No10
第13回
道の駅高千穂探検記No10
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今回は宮崎県道の駅「高千穂」からレポートをお送りします。高千穂は宮崎県と熊本県の県境に位置し九州山地の山深い地域です。「神話と伝説のふるさと」「天孫降臨の地」としてPRをされています。東国原知事も、宮崎県知事として出馬されたのは、高千穂で何か天啓のようなものを受けたからだというエピソードがありスピリチュアルスポットとしても人気が高まっているようです。
(写真2)
高千穂から県庁所在地である宮崎市まで120キロ、隣県の熊本市まで80キロ、しかも一般道のみで高速道路もありません。まさに陸の孤島! 日本秘境100選にも選ばれています。 道の駅『高千穂』は行政が運営していますので、高千穂町役場農林振興課 奈須参事にお話を伺いました。
高千穂は急峻な地形の為農用地は全面積の9.5%程です。しかも標高300m〜800mの急傾斜地に階段状に点在しているので、規模的には小さな農家が多いです。しかし土質は肥沃で植物の生育に適しており、野山の緑は色濃く、農作物は実り豊かで、また良質の木材を生産しています。
特産品としては@花卉(夏秋菊、スィートピー) A野菜(高冷地野菜、椎茸) B米(自然乾燥米) C高千穂牛 D完熟きんかん などです。
道の駅で販売されている量は少ないですが質は高いと私も思いました。観光地としてのポテンシャルは高いのでこれから注目されるエリアになるのではと思います。またお伺いすることを約束して高千穂町を後にしました。