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未知倶楽部コラム

新年明けましておめでとうございます

2006年12月26日

年頭のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。謹んで初春のお慶びを申し上げます。

未知倶楽部は今年も道の駅に秘められた魅力を発見し、それを皆様方へお届けすることと致しますので、昨年同様のご愛顧を宜しくお願い申し上げます。


さて年頭に当たり、お二方の駅長様から頂戴した心温まるエッセイを披露させていただきます。

地域において最も人々が集まる場は道の駅です。そこに集まる人々は様々な思いを抱いています。
昨年一年間は、学校でのいじめの問題とそれに端を発する自殺問題、幼児への虐待、弱者が犠牲となった殺人など、心が痛む事件が頻発しました。全ての人には明るい面と暗い面があります。そして人生には楽しい出来事もあれば泣き叫びたくなるほど辛い出来事もあり、全ての人は色々な局面に遭遇します。様々な思いが負の極地に偏れば、暗い出来事が起きます。

この負の極地として起きた悲しい出来事は“事件”としてマスコミに大々的に取り上げられます。それにより問題提議がされ解決に向かっていくかもしれません。
しかし、私はこのように考えております。・・・・・・人間の持つ獣性、暗の部分を抉り出し続けることだけが本当の解決に繋がるのか。

普通の人(Ordinary People)の何気ない親切心や、ひたむきに希望を持って生きる姿は、“事件性”を帯びないため報道等で取り上げられることは多くはありません。 しかし、日々確実に全国いたるところで繰り広げられている営みです。私は時々、“事件”を取り上げて騒ぐことより、むしろ、このちいさな親切、やさしさを紹介することの方が、問題を解決する力を持っていると感じます。

ここに紹介する二人の駅長さんのエッセイには、日常的な駅長さん業務における、ふとした利用者とのふれあいの姿が描かれていて、そのふれあいを通してほのぼのとした人間の温かさを感じることができます。そんなエッセイを新年の祝詞に代えてここにご紹介致します。

今年こそは“暗”の世界と決別をして明るい年となりますよう祈念しつつ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

伊藤忠商事株式会社 未知倶楽部室
室長 賦勺尚樹



「ある秋の日、盲導犬とのふれあい」 道の駅今治湯の浦温泉 駅長 村上雄三


こちらからご覧下さい≫ http://www.michi-club.jp/column/column-template.php?columnid=82



「『ありがとう』のページ」 道の駅きりら坂下 支配人 三尾弘成


こちらからご覧下さい≫ http://www.michi-club.jp/column/column-template.php?columnid=83



「そば打ち体験の情景〜子供の目線〜」 道の駅きりら坂下 支配人 三尾弘成


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