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未知倶楽部コラム

情報発信の考え方

2007年08月28日

残暑が厳しい昨今ですが、皆様体調などを崩されてはいませんでしょうか。 青森も例外なく今年は暑い日々が続いております。
さて、先日の未知倶楽部、賦勺室長のコラム(「情報は金になるか」)を拝見し、当「道の駅」浅虫温泉ゆ〜さ浅虫としての考え方を少し述べたいと思います。

「情報は金になるか」という問いに対して、私は迷わず「はい!」と言います。

それはなぜか。

以前までの私のコラム「名前は知っているが…」で述べている通り、当「道の駅」ゆ〜さ浅虫では青森市内各地で出張販売を展開しております。少しそのコラムと重複するかもしれませんが、なぜ出張販売を展開しているのか。それは当然、年々の売上の減少傾向、宣伝不足、客層のマンネリ化等、マイナス要因が多くなってきたからに違いありません。 店舗だけでの営業に限界を感じてきたからに違いありません。開店して七年を経過しても未だに同じ青森市内でも存在を知らないお客様がいる…出張販売を実施し、更にそれを痛感させられました。まだ道の駅を知らないお客様に道の駅を知ってもらおう、道の駅にお越しになってもらおう、道の駅で買い物をしてもらおう。顧客の新規開拓です。当「道の駅」ゆ〜さ浅虫でもオープンから七年間、宣伝活動、広報活動、新規顧客開拓、など外向けの活動は一切やっていないに等しかったのです。それが、最終的には先に述べたマイナス要因となりました。現状を打破するためにはどうすれば?今までやっていなかったことをすればいいのです。逆を言えば何も行動しなければ、何も変わらない、むしろマイナス要因が大きくなっていくだけなのです。その考えに行き着き、出張販売の展開、更に当サイト未知倶楽部への参加を展開していく運びとなりました。

確かに「道の駅」と一言に言っても経営方針、経営母体が様々で考え方が違うのは理解します。しかし、道の駅というのは理念として「情報発信基地である」といういうものを持っているのが条件なはずです。パンフレットを置いていれば情報発信していると言えるのか…。一昔前ならそれで十分な機能と言えたと思います。しかしこれだけIT社会となった今、お客様が求めているニーズが多様化となった今、それだけでは情報発信をしていると言い切れないのではないでしょうか。全てのお客様のニーズに応えていくのは非常に難しいことで、100%応えていくというのはまず不可能でしょう。しかし、経営している以上、一つでも多くニーズに応えていく努力をする義務があると思います。インターネット、携帯電話がこれだけ普及した今、お客様が情報を得る手段として雑誌を買うよりも手軽になってしまった時代と考えます。では宣伝する側もこれを利用しない手はない、広告料をかけて雑誌に掲載するよりも、全国に情報発信する手段として今の時代は最適だと思います。
そこで未知倶楽部という情報発信サイトを利用させていただき、「情報が金になった」事例を紹介させていただきたいと存じます。

<事例>
以下に揚げる事例は、少し商売に走った考えの部分であり、悲観的に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご勘弁願いたいと存じます。しかし、この事例で「道の駅」ゆ〜さ浅虫の未知倶楽部への参加意義をはっきりと示した結果となったことですので、正直に述べたいと思います。
現在、未知倶楽部へ参加させていただき、先日「情報大賞金賞」を大変ありがたく頂戴致しました。情報大賞金賞受賞がもたらした影響とは…。

  1. 地元新聞社、テレビ局が大きく報道
  2. 道の駅関係者からの多数のお祝いの言葉を頂戴したこと
  3. 「道の駅」ゆ〜さ浅虫一般客へのイメージアップ
大きく分けてこの三点です。
これは未知倶楽部へ参加していなければなり得ない事例であり、大きな宣伝効果を得られたと、大変ありがたく思っております。 確かに未知倶楽部へ参加するのに、人件費、経費等がかかっていないわけではありません。当然収益として見合う実績を生み出さなければなりません。
そこで、「情報は金になるか」という結論へ繋がるのですが、先の事例1.で紹介した通り、マスコミ各社が注目し、広告料をかけずとも大々的に宣伝していだきました。未知倶楽部に情報を掲載させていただいているだけで、莫大な広告料を生み出せた結果です。広告料だけを考えても未知倶楽部を情報として考えれば、それだけで「情報が金になる」という結論を生み出すことができるのです。 その反面、内部を強化し、お客様が来館した際にがっかりさせてはいけないという思いもあり、内部職員の活性化にも繋がり、地元町民も全国の道の駅が参加しているサイトで、浅虫温泉の道の駅が金賞をいただいたことにより観光地としての意識向上、地域活性化にも繋がりました。

長々とした文章になりましたが、今後、未知倶楽部サイトへ全国の道の駅が一つでも多く参加し、発展していくこと、そして道の駅が活性化していくことを願って書かせていただきました。既に参加されている道の駅の方も一緒になって道の駅を盛り上げていきましょう!
執筆者

道の駅浅虫温泉ゆ〜さ浅虫 営業企画マネージャー 安田一史

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