名前は知っているが…
2007年02月15日
はじめに
「名前は知っているが…」というタイトルに「何のこと?」と思う方もいらっ しゃると思いますが、今回のコラムの内容は出張販売先での印象深かったお客様 とのやり取りのことを書きたいと思います。前回のコラム 「道の駅ブランドの販路拡大」 でも書いたように、当道の駅ゆ〜さ 浅虫は売上の減少傾向から方針を転換し、待っているだけの商売ではなく、外に 売り込むという方針に転換しました。
そこで私がお客様との対面販売の中で、「あ〜、ゆ〜さ浅虫ねぇ、名前は知って いるけど行ったことはないわねぇ」という会話を何度したでしょうか(>_<)
同じ青森市内なのに、「名前は知ってるけど…」。笑顔で「一回遊びに来てみて くださいねぇ〜、お風呂もあるし、面白い所ですよ〜。」と答えました。
オープ ンして七年、「やはりまだまだゆ〜さ浅虫の魅力を知らない方がたくさんい る…」痛感しました。以前から感じていたことなのですが、どこの出張販売に 行っても必ず言われます。正直、毎回聞く度にショックなんです…。その反面、 まだまだ知らないお客様がたくさんいるんだ! 魅力をもっと宣伝するんだ! と やる気も出ます。
今回の販売では
出張販売の結果は
正直に言うと、今回の三連休の出張販売では、客数、売上共にあまり芳しくな かったんです。しかし、目の前の売上のみならず、宣伝、イメージアップも目的 としていますので、やはり実施して間違いではないと、お客様の声を聞いて実感 しております。ゆ〜さ浅虫での出張販売でのコンセプトは「宣伝、イメージアッ プ」です。その為、必ず道の駅の職員が販売員として立ちます。納入業者が、道 の駅の看板を背負って出張販売することもあるでしょう。しかし、売上、利益だ けを求めるものではなく、長い目で見た宣伝効果を求めているので、必ず業者だ けでは道の駅としての出張販売はしない方針です。それは、道の駅を熟知した職 員であるからこそできる宣伝であり、自店のみならず、全国の道の駅としてのイ メージアップにもなると考えているからです。今、道の駅が人気だからこそ、必ず過渡期はやってきます。今だからこそ、その 時に向けて準備しなければ手遅れになります。今後、個別に営業している道の駅 同士の連携も密にしていく必要性もあると思います。道の駅、お客様一体となっ て、道の駅をこれからも盛り上げていきましょう!
執筆者
道の駅浅虫温泉ゆ〜さ浅虫 営業企画マネージャー 安田一史