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未知倶楽部コラム

地産地消

2006年7月20日

愛媛県でも地産地消と言うことばを耳にすることがあります。農業公園でも、のぼりを立てたりします。

昔から、農家は地産地消(自産自消)です。たくさんトマトがとれたから、今年はすいかが豊作だから食べて、と近所からたくさんいただきます。都会に住んでいる子供に農産物を送ってあげる。これが、地産地消でしょうか・・・

行政の言う地産地消とはなんですか、食の教育とはなんですか。かけ声だけかけて、後は民間でやりなさい、ではおかしいですよ。

地域には、いろいろな方が住んでいます。JA、八百屋さん、卸問屋さんと農産物ひとつとってもいろいろな関係のある方が住んでいます。利益の上がる商品だけ扱うのが民間の考えです。地域では、給食センター、病院、デイサービスなどに、地域の食材を取り入れていただけるように、行政と共に地域ビジネスの仕組みが造られるべきです。

私も今年から、伊方町の宿泊体験施設の畑にさつま芋を約一万二千本植え付けました。秋の収穫が楽しみですが、都会に出せる商品が三割、加工品が四割。後の三割をどうしましょう。形が悪いとか、小さすぎるとか、大きすぎるとかで価値のないもとして扱われたりしませんか。

道の駅はこの三割の農産物に付加価値をつけるという大きな仕事があると思います。瀬戸農業公園のさつまいもの売り上げランキングはたしかに形のきれいなものですが、つぎは小さい芋、形の悪いが割安な芋でスーパーには並ばない商品です。

私たちの住む愛媛県の南予地域は、一次産業しかないところで、ほんとうにきびしい地域です。これと言った観光資源もなく、ただ四国最西端で、日本一細長いというだけです。ですが、耕して天に至る段々畑があり、瀬戸内海・宇和海が一望でき場所があり、日本一美味しいミカン・さつま芋があり、青い空があり、やはりここにしかない空間が広がっています。

道の駅は・・・・

過疎で高齢化のすすむ地域の道の駅は、地域活性化の核として位置付けて行政も取り組むべきだと考えます。農業も体験型観光も地域特産品も宿泊情報も人の交わる道の駅に集めることで地域ビジネスサービスができると考えます。県行政の方もこの文章を見ていただいていると思いますが、道の駅が地域のお荷物にならないために、既存の道の駅を通じて地域活性化をどう進めるか現場でいっしょに考えませんか。多くのお客様が、道の駅をおとずれ、多くのお客様に少しでも地域の感動を与えることができるようになりたいと思います。

農業体験塾・アグリで、あーと

やっとこで、芋苗の植え付け終わりました。さつま芋ですが、ほんとうにいっぱい植えました。けど、私は、さつま芋農家ではありません。けっして農家をひやかしたり、まねごとを楽しんだりしているのでもありません。
農業体験を通した地域商品ができるのか、宿泊型の農業体験にお客さんが感動してまた来ていただけるような体験プログラムをどうしてもつくりたいです。
宇和海が一望でき、水平線の見える芋畑を、これからどうすればお客様に感動をあたえることができるのでしょうか。佐田岬劇場(農業奮戦記)をそろそろ開演したいです。

全国駅長様、ご指導よろしくお願いします。

執筆者

瀬戸農業公園 成本 利久

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