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未知倶楽部コラム

「第9回 未知倶楽部ふるさと写真コンテスト」審査結果

2009年12月18日

第9回 未知倶楽部ふるさと写真コンテスト

第9回目となります「未知倶楽部ふるさと写真コンテスト」を開催いたしましたところ、お陰様で多数の作品をご応募頂きました。 ご参加いただきました皆様に対しまして心より感謝を申し上げます。
さて、今回公募致しましたテーマは以下です。
【移り変わる、あなたの秋】
厳正な審査の結果、以下のとおり入賞作品が決定いたしました。

【審査結果】


【一席】
「春と秋」/ mayuna322様
【二席】
「葡萄の剪定作業」/ kouro様
「紅葉の中のお社」/ 大樹のホワイトベアー様
【三席】
「黄金色の田」/ メープル様
「里の秋」/ ふく様
「トンボ戦闘機発進準備完了!」/ bunchan様
「初雪」/ 流星号様
【入選】
「移り変わる私の中の秋・・最終章」/ 花風様
「旅のシルエット」/ 流星号様

「一席作品」(写真をクリックすると拡大表示します。)

春と秋ニックネーム:mayuna322
写真タイトル:春と秋
撮影場所:小原ふれあい公園

写真のコメント・エピソード:
日本には四季があるのがいいとよく言われる。春は桜、夏は青葉、秋は紅葉、冬は白銀。季節によって様々な色を見せてくれる。春→夏→秋→冬と移ろいゆくのが季節であるが、ここでは春と秋が同居している。春に咲いた桜が紅葉を待っていたかのよう。実は、この桜は春と秋2度咲く四季桜。この地区には8500本あまりの四季桜があるということで、秋にドライブをすると春との同居が大迫力で見ることができます。

【二席作品】(写真をクリックすると拡大表示します。)

葡萄の剪定作業 ニックネーム:kouro
写真タイトル:葡萄の剪定作業
撮影場所:余市町豊丘

写真のコメント・エピソード:
写真のコメント・エピソード:秋にワイン用の葡萄を収穫したあとに、来年の葡萄の育成をよくするために剪定作業が欠かせない。赤くなった葉が次々と刈り取られていく。葡萄の木は殆ど丸裸になるが、来年品質の良い葡萄を作るために、欠かせない作業である。

紅葉の中のお社ニックネーム:大樹のホワイトベアー
写真タイトル:紅葉の中のお社
撮影場所:大樹町 大樹神社境内

写真のコメント・エピソード:
今年はよく参拝に行きました
参拝のご利益か息子は目的に到達
我が家の夫婦の生活の一部になった町の社
すうかり紅葉した林の中のお社です

【三席作品】(写真をクリックすると拡大表示します。)

黄金色の田 ニックネーム:メープル
写真タイトル:黄金色の田
撮影場所:岩手県

写真のコメント・エピソード:旅行で訪れた岩手県。機械が普及する中、昔ながらに天日干しされた稲と夕日がさす田の黄金色があまりに美しく、写真におさめた

里の秋 ニックネーム:ふく
写真タイトル:里の秋
撮影場所:長野県 北竜湖

写真のコメント・エピソード:野沢菜の収穫している風景に出会った。

トンボ戦闘機発進準備完了! ニックネーム:bunchan
写真タイトル:トンボ戦闘機発進準備完了!
撮影場所:鐘のなるまち・ちっぷべつ(秩父別キャンプ場)

写真のコメント・エピソード:秋の陽光陽だまりで見つけました。準備完了までなかなか揃うのが大変でしたよ。

トンボ戦闘機発進準備完了! ニックネーム:流星号
写真タイトル:初雪
撮影場所:岡山県真庭市 蒜山高原

写真のコメント・エピソード:紅葉狩りに蒜山に行ったとき、思いがけなく雪が降り、紅葉と雪のコントラストがきれいでした。

【入選作品】(写真をクリックすると拡大表示します。)

移り変わる私の中の秋・・最終章 ニックネーム:花風
写真タイトル:移り変わる私の中の秋・・最終章
撮影場所:熊本県、熊本城の二の丸広場にて撮影

写真のコメント・エピソード:
秋の訪れと共に、あちらこちらの秋を訪ねました。二の丸広場の大銀杏が、とうとう最後になってしまいました。こちらの銀杏の葉っぱが落ちてしまうと、寒い冬の始まりです。

世界にひとつしかない駅の塩作りのシーン ニックネーム:流星号
写真タイトル:旅のシルエット
撮影場所:岡山県津山市

写真のコメント・エピソード:
写真のコメント・エピソード:秋の夕暮れ、用事を済ませ。駐車場に戻ったとき、終わりがけの夕焼けがキャンピングカーをシルエットに。あまりの綺麗さに写真を撮りました。なんとなく旅の終わりを感じさせるような雰囲気に感じます。

【総評】

未知倶楽部室からほど近い、東京青山・神宮外苑の銀杏並木。小さな扇型の銀杏の葉はすっかり散って、落ち葉は路面に敷かれた金色のじゅうたんのように輝いております。
毎年秋の写真コンテストの時期を迎えると、自分の身近な風景から秋の一枚を探してみるのですが、感性のまま写真におさめるというのはなかなか難しいものですね。

さて、第9回未知倶楽部ふるさと写真コンテスト、たくさんのご応募ありがとうございました。
今回のテーマは、「移り変わる、あなたの秋」。皆さんからお寄せいただいたお写真をとても興味深く拝見させていただき、今回も勝手ながら評価をつけさせていただきました。

ふたをあけてみますと、今回の選考は少し特別でした。
普段でしたら概ね、特に一席二席の作品に関しては、どの審査員も評価が重なっている場合が多いのですが、今回に限っては、審査員それぞれが選ぶ作品が大きく異なったのです。それはきっと「移り変わる、あなたの秋」というテーマが、個々の感性に直接触れやすいテーマだったからなのかもしれません。

表現力、テーマ性、写真の構成と質を中心に、未知倶楽部が選んだ入賞作品は全部で10点です。

是非お楽しみください。

【一席】

一席に選ばれた作品は、次の1点です。

『春と秋』 ニックネーム:mayuna322さん
真っ赤なもみじを背景に、かぶさるように咲き誇る桃色の桜。重なるはずのない「春」と「秋」を象徴する二つの木々が、一つのフレームにおさまったダイナミックな作品です。
桜の枝、そして幹が秋の空へ伸び、生命力の漲る様子は、新しさと同時に春夏秋冬の繋がりが輪のように感じられます。また違う季節に訪れたら、どんな色合いで、どんな風景が広がっているのでしょう。再び訪れて、その変化を楽しみたい。そんな気持ちにさせてくれた鮮やかな秋の一枚を、一席に選定しました。

【二席】

二席に選ばれたのは、次の2点です。

『葡萄の剪定作業』 ニックネーム:kouroさん
赤と緑の素晴らしい色彩感覚に目を奪われました。剪定作業は来年の美味しい収穫につながる大切な作業なのですね。人の手と、ぶとうの枝が、一つ一つ手をとりあっているようにも感じられます。
今年より来年、来年より再来年とより良く育てたいという「祈り」のようなエネルギーがみずみずしく伝わってくる作品です。

『紅葉の中のお社』 ニックネーム:大樹のホワイトベアーさん
くっきりと形造るもみじの葉。真っ赤な紅葉が生い茂る中、葉と葉の間からかすかに見えるお社にぐっと引き込まれてしまいます。お社の存在は変わらずとも、時の流れと共に、参拝する人の姿や参拝の内容は少しずつ変わっていくのでしょう。今年はきっとまた特別な、秋のお社だったに違いありませんね。

【三席】

三席に選ばれた作品は、次の4点です。

『黄金色の田』 ニックネーム:メープルさん
とても温かみのある作品です。黄金色に輝く田と天日干しされた稲は、懐かしさと同時に新しさが共存しているようですね。大切なもの、残すべきもの、それはこのような風景なのかもしれません。今回のテーマを忠実に表現してくださった素敵な作品です。

『秋の里』 ニックネーム:ふくさん
緑あふれる山里で、太陽の光が野沢菜に反射して輝いています。人々が協力し合いながら、汗を流して収穫しているのでしょう。秋の心地よい空気は、豊かな土の匂いでさぞ香ばしいことでしょう。今年のできはいかがですか?と思わず声をかけたくなってしまう作品です。

『トンボ戦闘機発進準備完了!』 ニックネーム:bunchanさん
とんぼが見事に一列に並んだ、とても貴重な一瞬ですね。これからとんぼたちは、一体どこへ飛んでいくのでしょう。秋の穏やかな陽だまりの中、かすかに揺れて光るとんぼの羽。とんぼたちはまるで、今年の秋にやってきた小さな天使のようですね。

『初雪』 ニックネーム:流星号さん
まるで絵に描いたような素晴らしい風景に息をのみました。真ん中に立つ一本の木がこの風景の主人公のようにとても印象的です。突然の初雪が生み出した鮮やかなコントラストは、旅をする人にとってかけがえのない秋の思い出となったことでしょう。

【入選】

入選に選ばれた作品は、次の2点です。

【移り変わる私の中の秋・・最終章】 ニックネーム:花風さん
黄金色に輝くの銀杏の葉が、秋の青空を彩っています。なんとも貫禄のある大銀杏の木に、人々は集まり、それぞれの秋を楽しんでいる様子。時の流れに佇む人々の一瞬を、広場という区切りで切り取ったような秋の一枚です。

【旅のシルエット】 ニックネーム:流星号さん
秋の夕暮れの中に車が溶けてしまうような光景にうっとりしてしまいます。太陽が沈み、夜がやってくる。当たり前のようにある時間の移り変わりを、改めて素晴らしいことだと感じさせられる作品です。

【最後に未知倶楽部より】

今回もたくさんのご応募ありがとうございました。
入選された皆様には後日、協賛道の駅より素敵な商品をお送り致しますので楽しみにお待ちください。また今回、賞品の協賛いただきましたのは、岐阜県の道の駅「加子母」様と道の駅「きりら坂下」様です。素敵な産品を協賛くださった2つの道の駅に、心より感謝申し上げます。
尚、ご応募いただいた作品は、未知倶楽部ウェブサイトの充実のために活用させていたきます。ありがとうございました。
次回の「第10回未知倶楽部ふるさと写真コンテスト」の開催につきましては、詳細が決まり次第、会員様向けのメールマガジン及び、未知倶楽部ウェブサイト上にてご案内させていただきます。
次回も数多くの素晴らしい作品と出会えることを心待ちにしております。



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