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未知倶楽部コラム

「第8回 未知倶楽部ふるさと写真コンテスト」審査結果

2009年5月20日

第8回 未知倶楽部ふるさと写真コンテスト

第8回目となります「未知倶楽部ふるさと写真コンテスト」を開催いたしましたところ、お陰様で多数の作品をご応募頂きました。 ご参加いただきました皆様に対しまして心より感謝を申し上げます。
さて、今回公募致しましたテーマは以下です。
【ふるさとっていいなぁ 〜道の駅、にこっと笑う春の1枚〜】
厳正な審査の結果、以下のとおり入賞作品が決定いたしました。

【審査結果】


【一席】
「のどかで眠い??」/ 花様
【二席】
「春がそこまで「残雪の日高山脈と新緑の畑」」/ 大樹のホワイトベアー様
「菜の花畑の中で」/ kouro様
【三席】
「花を渡り歩く!(組み写真)」/ bunchan様
【入選】
「桜まつり」/ mayuna322様
「世界にひとつしかない駅の塩作りのシーン」/ トウリュウ様

「一席作品」(写真をクリックすると拡大表示します。)

のどかで眠い?? ニックネーム:
写真タイトル:のどかで眠い??
撮影場所及び被写体となった道の駅の名前:熊本県肥後民家村のそば屋さんの軒先にて撮影、「菊水ロマン館」

写真のコメント・エピソード:
訪れるたびに閉めてあるお蕎麦屋さんを撮影しようとカメラを構えると、軒先に休憩中の親子が・・・男の子は疲れて眠っている様子。若いお母さんもあくびを・・・思わずパチリした次第です。(ニッコリ)

【二席作品】(写真をクリックすると拡大表示します。)

春がそこまで「残雪の日高山脈と新緑の畑」 ニックネーム:大樹のホワイトベアー
写真タイトル:
春がそこまで「残雪の日高山脈と新緑の畑」
撮影場所及び被写体となった道の駅の名前:
北海道大樹町東和地区「コスモール大樹」

写真のコメント・エピソード:
4月に入り雪融けが進んだ畑、季節はずれの降雪で日高山脈も畑も再び雪が...でも、土起こしをした畑と新緑の畑に大地の息吹を感じました。

菜の花畑の中で ニックネーム:kouro
写真タイトル:菜の花畑の中で
撮影場所及び被写体となった道の駅の名前:
滝川市江部乙にある「道の駅たきかわ」

写真のコメント・エピソード:
「道の駅たきかわ」周辺には毎年広大な菜の花畑が出現する。多くの観光客が来て賑わう。

【三席作品】(写真をクリックすると拡大表示します。)

花を渡り歩く!(組み写真) ニックネーム:bunchan
写真タイトル:花を渡り歩く!(組み写真)
撮影場所及び被写体となった道の駅の名前:「しょうわ」

写真のコメント・エピソード:春、九州を出発した「渡り」ですが、各地の「道の駅」花畑散策、秋には元来た道を「渡り」ながら帰ります。私の名前は「アサギマダラ」です!

【入選作品】(写真をクリックすると拡大表示します。)

桜まつり ニックネーム:mayuna322
写真タイトル:桜まつり
撮影場所及び被写体となった道の駅の名前:
玉露の里

写真のコメント・エピソード:
我が家の春のお出かけは道の駅めぐり+桜。今年は日本平の桜を見ようと出発。しかし、途中ちょっと野菜でもと思っていた道の駅で桜まつりをやっていました。地元の人たちの手作り感いっぱいで、たけのこ汁が無料でいただけたり(もちろん味も最高)、紙芝居の読み聞かせがあったりと予想外の長時間滞在となってしまいました。地元の人の笑顔と家族の笑顔を見て早くも来年もここの桜まつりに行こうと決めたのでした。

世界にひとつしかない駅の塩作りのシーン ニックネーム:トウリュウ
写真タイトル:世界にひとつしかない駅の塩作りのシーン
撮影場所及び被写体となった道の駅の名前:
すず塩田村

写真のコメント・エピソード:
浜市といわれる塩作りの中心人物をメインにしました。晴れてないと出来ない塩作りを、なんとか写したくて、撮ってみました。今年最初のワンシーンですね。いい雰囲気が取れました。桜まつりに行こうと決めたのでした。

【総評】

第8回未知倶楽部ふるさと写真コンテスト、たくさんのご応募ありがとうございました。
春という季節に集まる作品はほとんどが明るく朗らかで、“希望”や“始まり”が感じられる作品が多いように感じます。
編集室に集まったお写真を1枚1枚眺めながら胸をはずませ、暖かい春の日に一人旅をしているような気持ちで選考を進めました。

さて今回のテーマは、「ふるさとっていいなぁ〜道の駅、にこっと笑う春の1枚」。撮影場所を道の駅もしくは道の駅周辺の風景に限定したため、今までより少し、ハードルが高かったのではと思います。

今回の選考のポイントは、
・テーマと条件に適合し、かつストーリー性や生命力の感じられる作品。
・春の喜びやふるさとの素晴らしさをとらえた作品。
・心をくすぐられるような微笑ましさが感じられる作品。
これらの点を重視しながら選考させていただきました。

入賞作品は全部で6点です。是非お楽しみください。

【一席】

一席に選ばれた作品は、次の1点です。

『のどかで眠い?』 <“人”部門> ニックネーム:花さん
ある小春日和の昼下がり。何とも長閑で微笑ましい瞬間を見事にとらえた作品です。母子は遊び疲れて眠たいのでしょうか。それともお腹がいっぱいで眠たいのでしょうか。周辺には新緑が生い茂り、ガラス窓に反射しています。明るい春の光と軒下の日陰のコントラストが、くつろぐ母子の光景を浮かび上がらせています。まるで映像を一時停止したかのようなこの1枚から、鳥の声や草木が風になびく音さえ聞こえてきそうです。
何気ない春の日のワンシーンから「母子のぬくもり」が感じられる作品です。

【二席】

二席に選ばれたのは、次の2点です。

『残雪の日高山脈と新緑の畑』 <“自然”部門> ニックネーム:大樹のホワイトベアーさん
目が覚めるような鮮やかさ。壮大で爽やかな北の大地。雪解けの土から力強い生命力が漲っているのを感じます。長い冬を経て、今年も春がやってきたという大地の喜びが、画面いっぱいに広がります。空と山が溶け合うようなグラデーションにはうっとりしてしまいますね。この写真の中に飛び込んだらどんなに気持ちが良いのだろうと、心が弾む作品です。

『菜の花畑の中で』 <“人”部門> ニックネーム:Kouroさん
菜の花畑の中で写真を取り合うお二人。映す方も映される方も、きっと素敵な笑顔をしているのでしょうね。そんなお二人を遠くから見守る撮影者も、きっとレンズの前で優しく微笑んでいるのでしょう。黄色に鮮やかに咲く菜の花も、春の空に向かって元気に笑っているようで、まさに笑顔があふれる作品です。

【三席】

三席に選ばれた作品は、次の1点です。

『花を渡り歩く!』 <“自然”部門> ニックネーム:bunchanさん
一匹の蝶が花から花へと飛び渡る様子を、一枚一枚丁寧にカメラにおさめています。自分の体と同じぐらいの大きさのお花にピタっと止まって蜜を吸う蝶の様子は、なんだか滑稽で、可愛らしい表情をしているよう。撮影者がその一匹の蝶を微笑ましく見つめる姿が目に浮かぶ作品です。蝶はその小さな体で、様々な人へ春の喜びを届けているのでしょうね。

【入選】

入選に選ばれた作品は、次の2点です。

【世界にひとつしかない駅の塩作りのシーン】 <“人”部門> ニックネーム:トウリュウさん
石川県の道の駅「すず塩田村」の伝統ある塩作りのシーンのようです。明るい春の日差しと潮風の中、せっせと塩作りに励む人々のひたむきさと志が伝わりますね。

【桜まつり】 <“自然”部門> ニックネーム:mayuna322さん
山里に咲く大きな桜。空に手を振るかのように、花びらを広げて咲き誇っているようです。人々はその桜を囲み、豊かな自然の中で春の喜びを満喫しているのでしょう。

【最後に未知倶楽部より】

「今回もたくさんのご応募ありがとうございました。入選された皆様には後日、協賛道の駅より素敵な商品をお送り致しますので楽しみにお待ちくださいませ。尚、ご応募いただいた作品は、未知倶楽部ウェブサイトの充実のために活用させていただきます。ありがとうございました。次回の「第9回未知倶楽部ふるさと写真コンテスト」の開催につきましては、詳細が決まり次第、会員様向けのメールマガジン及び、未知倶楽部ウェブサイト上にてご案内させていただきます。次回も多くの素晴らしい作品と出会えることを心待ちにしております。」

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