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未知倶楽部コラム

「第3回 未知倶楽部ふるさと写真コンテスト」審査結果発表

2006年11月15日

いよいよ第3回となる「未知倶楽部ふるさと写真コンテスト」を開催いたしましたところ、今回も多数の作品を ご応募いただきました。ご参加いただきました皆様ならびに開催にご協力くださった関係各位の皆様方に、 心より感謝を申し上げます。
今回は2部門に分けて作品を募集しました。
 【部門1】のテーマ:実り豊かなふるさとの風景
 【部門2】のテーマ:秋祭りと郷里のにぎわい
厳正な審査の結果、以下のとおり入賞作品が決定いたしました。

【審査結果】

【一席】
「偉大なる愛・赤ちゃん」 / 兵庫県・道の駅あさご様
【二席】
「水の道」 / 京都府・あしがらたろう様
【部門1入選】
「山葡萄を食べるアオゲラ」 / 茨城県・さんぽきゅうふ様
「日の出前のそば畑」    / 岐阜県・道の駅きりら坂下様
「夏の収穫と晩秋の冠雪」 / 北海道・大樹のホワイトベアー様
【部門2入選】
「紺碧の空に舞い上がる神輿」 / 岐阜県・道の駅きりら坂下様

【総評】

今回は二つの部門を設けて、それぞれのテーマごとに作品を募集しました。 いずれの部門においても、豊かな発想と表現力のある作品が寄せられました。
この中で、部門2の応募作から選ばれた一席作は、微笑ましい一瞬を 切り取っている秀作です。観衆の表情までもが生き生きとしており、 祭りの賑わいが画面一杯に表現されています。
二席作は部門1から。川のもたらす豊かさが、子供達のシルエットを介して 強く印象付けられています。光量の絶妙さにテクニックの高さが際立ちます。
入選作は、部門1から3作品を選出しました。山葡萄の真中にアオゲラを配した構図、 蕎麦の花の広がり、雄大な大地と青空のコントラスト、これらがそれぞれに美しい佳作です。 部門2からの入選作は1作品。地域の人ならではの視点から祭りのエネルギーが捉えられています。


【一席作品】(写真をクリックすると拡大表示します。)

「偉大なる愛・赤ちゃん」 / 兵庫県・道の駅あさご様
「赤ちゃん相撲」兵庫県・道の駅あさご様
 
 
「応募コメント」
朝来市さのう土肥の松尾神社での恒例の儀式です。
この神社は大変お相撲が大好きで、当日雨が降っていても お相撲の時間になりますと、雨が止んでしまい氏子たちを元気づけて くれるそうです。
生後、男の子でお宮参りの儀式を終え、初めての秋祭りに土俵に 上がり氏子になります。 「無病息災」、「元気に、すくすくと育ちますように」とどなた の親でも願わずにはいられませんね。
成人になり、くじけそうな時この写真を見つめなおすと きっと心が「和む」ことでしょう。

【ニ席作品】(写真をクリックすると拡大表示します。)

「水の道」 / 京都府・あしがらたろう様
「水の道」京都府・あしがらたろう様
 
「応募コメント」
阪神大震災で被災し後昨年まで、阪急夙川{生誕地} で暮しておりました。 妻の父が一昨年亡くなり、母一人に為り心細いとの言葉に 打たれ、昨年8月に此方に越してきました。 此方では私には友も無く、同世代の知り合いも無く。 只パソコンとデジカメだけが、友!{然し大いに救われる}
川は我家の前に有り、朝は白鷺や青鷺・・・鴨と水鳥達の遊び場! 昼過ぎからは、近所の子供達が小魚やトンボを追い掛け回している! 朝昼晩と、定点観測をしていた時の一シーンです。

【部門1入選作品】(写真をクリックすると拡大表示します。)

「山葡萄を食べるアオゲラ」 / 茨城県・さんぽきゅうふ様
「応募コメント」
山葡萄を食べるアオゲラです。
アオゲラは日本固有の鳥で、普段は神経質でなかなか見る ことができないのですが、山葡萄の実りに姿を見せたものです。
いつまでもアオゲラが生息できる日本の実りが続くことを 祈ります。

「日の出前のそば畑」 / 岐阜県・道の駅きりら坂下様
「応募コメント」
健全な環境が風味豊かな蕎麦を育てます。
椛(はな)の湖自然公園そば畑で収穫したそばは全量、私共の施設で消費します。

「夏の収穫と晩秋の冠雪」 / 北海道・大樹のホワイトベアー様
「応募コメント」
道の駅コスモール大樹の近くで撮影しました。
晩秋のこの時期、手前には収穫が終わったビート畑、その先には豆の収穫中の畑、 更にずっとその先には、少し早めの冠雪をした日高山脈が望めます。
冬を迎える前の十勝の風景です。

【部門2入選作品】(写真をクリックすると拡大表示します。)

「紺碧の空に舞い上がる神輿」 / 岐阜県・道の駅きりら坂下様
「応募コメント」
坂下神社の「花馬まつり」では、街中を御輿が練り歩きます。
若者の減少により担ぎ手が少なくなり、今年も1基減ってしまいましたが、 一度御輿を担げば元気に街中を練り歩きます。

【未知倶楽部から】

ご応募いただいた作品は、未知倶楽部ウェブサイトの充実のために活用させていただきます。 ありがとうございました。
次回、「第4回 未知倶楽部ふるさと写真コンテスト」の開催は厳冬の頃を予定しております。詳細が決まり次第、会員様向けのメールマガジン及び未知倶楽部ウェブサイト上でご案内致しますので、どうぞご期待ください。 次回も多くの皆様のご参加をいただけることを心待ちしております。

【その他応募作品から】

その他応募作品から
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