HOME > 未知倶楽部コラム > 佐田岬よもやま話

未知倶楽部コラム

佐田岬よもやま話

2006年10月17日


♪まつりのあとのさみしさは・・・・・


吉田拓郎のメロディが耳からはなれません。

いま地域ごとに秋祭りです。人口も少なくなり、高齢化でまつりを維持することが難しくなりつつあります。四つ太鼓・みこしに台車がついて道路を押しています。昨年までは、砂浜をかついでいました。からししが各家を回り、昼からは、おみこし・四つ太鼓・うしおにが地域をねり歩きます。

地域の人口が減り、高齢化が進むとどうなるか、山を見上げれば廃園の農地が増えて石垣の段々畑も雑木に覆われて「耕して天に至る」段々畑も見る影も無くなりそうです。

まつりも維持することで精一杯です。







美しい町佐田岬

「ふたつの海」に囲まれた佐田岬半島。
日本一細く長い佐田岬、四国最西端の町、目にする景色は毎日感動を私に与えてくれます。四半世紀にわたり住んでいた大阪には、もちろん無い原風景です。空の雲は、すじ雲と、うろこ雲にかわり秋の気配が感じられます。四国でもなかなか見ることの出来ない原風景がここにはあります。「ふたつの海」は、「お客様と道の駅」「空と海」「男と女」ふたつの海をテーマに「人と人」に感動ある佐田岬になってほしいものです。

余談・・成本さんは怖い顔しとるなとよく言われます。室長さんは私の顔ご存じですが。
また、よく言われることに、「ふたつの海」は男と女。見つめ合うふたりは農業公園にあつまれ。
なんてこと言うからそんなことばを言うとは想像もできんと・・・
ま・・綺麗な夕日を見過ぎたかも。


道の駅・地域の動き

13日に八幡浜地方局で、管内の道の駅があつまり連携して効果的なPR活動と各道の駅の特産品販売を松山の商店街でやることになりました。仮称「南予合同産直市実行委員会」です。世話人は瀬戸農業公園 成本利久です。「言い出しっぺ」たいへんです。・・・
室長がコラムで書いているように、ほんとうに温度差はあります。足並みはそろえようとしても無理です。そろえる必要はないと考えます。
道の駅 人と人が交わる所でなにが出来るのだろう。
農業公園は、夏時期に地元農産物・特産品がなくお客さんの一番多い時期に売上が上がりません。道の駅が他の地域の農産物を市場から仕入れて売ることがいいのだろうか、コンビニのような品揃えをしてもいいのだろうか・・・

お客さんから景色がきれいですねとよく言います。
はい・・景色を食べて子育てしています。そんなこと無いでしょう、(早く仙人になってかすみを食べてみたい)
道の駅を核とした地域のモノ・コト・情報をうまく集約すること、発信することが大切なことだと思います。

第2回ふるさと写真コンテスト一席
第2回ふるさと写真コンテスト一席に輝いた「夕暮れ半島」
宇和海を一望できる農業体験宿泊施設からの夕暮れ時です。
遠くには、九州が見えます。
農園のさつまいもは今年は天候不順で成長が悪いですが、芋掘り体験もそろそろできます。ふるさと写真展で一席の風景のなかで芋掘りをします。
ツーリズムの体験メニューで芋掘りをしたさつまいもをつかったおかし作りも計画しています。おかしは自分がいちばん食べさせたい人に今日の体験をご自身が絵手紙に書いて包装しておみやげとして渡していただこうと考えています。今回はモニターさんでやってみます。約20名のモニターさんと夜は私の田舎接待でおおいに盛り上がろうと思います。
10月30日予定ですので、またそのときの様子をこの場をおかりして情報をお伝えしたいと思います。

ふるさと写真展はこのときに撮ります。
いい季節になりました、野路菊が咲き、ツワブキの黄色い花が咲きほこるのもすぐそこです。
執筆者

道の駅瀬戸農業公園 成本利久

リンク

ページTOP