第6回未知倶楽部ふるさと写真コンテスト審査結果発表!
2008年05月23日
第6回目となります「未知倶楽部ふるさと写真コンテスト」を開催いたしましたところ、お陰様で多数の作品をご応募頂きました。
ご参加いただきました皆様に対しまして心より感謝を申し上げます。
さて、今回公募致しましたテーマは以下です。
【春の風景 ‘思い出’】
厳正な審査の結果、以下のとおり入賞作品が決定いたしました。
ニックネーム:「大樹のホワイトベアー様」
撮影場所:大樹町歴舟川(北海道)
お写真にまつわるエピソード:
今年も元気に泳ぐ鯉のぼり。当地へ移住をしてまもなくの頃、「春一番」のイベントとしてその雄大さに驚きを感じ、国道236号線にちなんで236匹というのも気にいり、毎年眺めています。風の向きが朝夕で変わり、川上そして川下へ強風の後は本当に川に入って泳いだりもします
ニックネーム:メープル様
撮影場所:秋田県八郎潟
お写真にまつわるエピソード:
果てしなく続く田。定植後の苗は若々しく、周囲はたっぷりの水で満たされている。 水面に映りこむ夕日の色に思わず息を呑んだ。これは仕事帰りにたまたま目にしたワンシーン。場所は米どころとして知られる秋田県・八郎潟。幻想的な姿に、走らせていた車を停め、夕日が沈む前に急いでシャッターを切った。疲れた体に命を吹き込まれた気がした。そんな春の風景。
タイトル:「清流春景」
ニックネーム:wani様
撮影場所:長野県大鹿村
お写真にまつわるエピソード:
信号が一つもない村、大鹿村の山道を走り続けていたら突然開けた場所に出ました。 清流の近くまで降りることが出来たので、緑淡い春の山と愛車を撮影しました。
タイトル:「春の秋月にて」
ニックネーム:花様
撮影場所:福岡県甘木市秋月
お写真にまつわるエピソード:
秋月は2度目でしたが、今回は桜の季節だったので特に人手も多く、人の少ない場所を探すのが大変でした。バス停へ行くのに裏道を歩くと、菜の花が咲いている静かな川沿いを発見しました。旅の思い出にパチリ!してきました。
タイトル:「『さろま』の春」
ニックネーム:カボチャおやぢ様
撮影場所:佐呂間町総合公園(北海道)
お写真にまつわるエピソード:
内陸側から佐呂間町を訪れるとこんな風景が出迎えてくれます。 街に入る手前の道で視界に飛び込んでくるピンクの芝桜。 数年前、私の初出勤を迎えてくれた風景。鮮烈な印象が残っています。
タイトル:「風香るやさしい春を見つけた!」
ニックネーム:アコ様
撮影場所:道の駅あさご(兵庫県)
お写真にまつわるエピソード:
春休みの出来事、桜とチューリップ。
私の実の娘、家族が道の駅に遊びに立ち寄りました。
「うあ!きれい、きれ〜いと〜。桜もチューリップもきれいね」 「早く来て!来て!とてもチューリップもきれ〜いよ。」と他のおとづれた家族と共に、道の駅の花壇や公園で]ちょっぴりリフレッシュです。♪♪「さいたさいたチューリップの花が」♪♪「お母さん、何色のチューリップが好き」と道の駅で家族のスキンシップです。 この姿をみて、家族っていいですね、と思わず心の中でつぶやきました。健康でお健やかにと願いました。
タイトル:「花より団子」
ニックネーム:mayuna322様
撮影場所:吉野山(奈良県)
お写真にまつわるエピソード:
春から連想された桜。桜の思いでと言うことで10数年前に友達と言った吉野の桜を思い出しました。でもいざ吉野では、桜のことは全く思い出せず、ここで団子を食べたなぁとか、お昼ご飯はこの店だったとか思い出すのは食べることばかり。しかし今回は桜もしっかり楽しみました。もちろんくずきりなどとともに。
タイトル:「僕の足音と春の足音」
ニックネーム:パブロ様
撮影場所:秋田県秋田市
エピソード:
春をいち早く感じることができる花。「水仙」「菜の花」。 それらが咲いた黄色い「道」を、トコトコ気持ちよくお散歩するワンコの足音と春の 足音がマッチした様を撮影しました。
タイトル:「桜のどかな春」
ニックネーム:おたわさん様
撮影場所:千鳥ヶ淵(東京都)
エピソード:
娘の入学式のついでに足を向けたら、満開の桜でした。
タイトル:「天城山弘道寺」
ニックネーム:ウルトラマンエース様
撮影場所:伊豆市湯ケ島 弘道寺(静岡県)
エピソード:
道の駅「天城越え」から少し寄り道したら、井上靖「しろばんば」の舞台となった湯ヶ島集落がありました。 街道から一本中へ入るだけでひっそりとして全く印象が違います。 弘道寺は大きくはありませんが手入れが行き届いた素敵なお寺でした。 当時の少年たちの遊び場だったと思うと初めてなのにとても懐かしい 気がしました。
タイトル:「沖縄の春」
ニックネーム:bunchan様
撮影場:沖縄県
エピソード:
沖縄の春は2月、ハイビスカスを沖縄では「仏桑花 = ブッソウゲ」と言うそうです。ブーゲンビリアは花ではなく、花のガクがピンクに輝いて春を謳歌しています。
各々の作品を見ながら私は自由気ままに作者の心の中を遊泳させて頂きました。
未だお会いしたこともない作者とこの写真を通じて心が繋がり、そして自分として最大限のイマジネーションを働かせてみました。
いつもながらの勝手な評価ではありますが上記の様な結果とさせて頂きました。
尚、三席以上の作品に関しましては以下講評をさせて頂きます。
先ず一席に選ばれました「歴船川の236匹」ですが、川岸間を渡る勇壮な鯉のぼりは結構色々な所にあります。でもこの写真はやはり北海道ですね。待ちに待った春の訪れを強烈に感じます。良くご覧下さい。鯉が川面とほぼ水平に泳いでいますね。トビウオのような鯉です。
移住されたばかりの時にこの風景をご覧になった作者がこの勇壮さを見てどれだけ勇気づけられたかを容易に想像することが出来ます。素晴らしい元気ある作品だと思います。
二席に選ばれたのは以下二作品です。
先ず「暮れなずむ春の田園」ですが、一般常識的には春の風景として夕暮れ時はマッチしないかもしれません。しかし僅か2ヶ月前には雪で覆われていた地が今は満々と水を湛えそこに植えたばかりの小さな苗が水面に現れております。自然が織り成す神秘的な力を感じます。 健やかに苗が育って欲しいという作者の想いが直感的にシャッターを切らせたのでしょう。
見れば見るほど味わい深い作品です。
次は「清流風景」です。青々と盛り上がった山の奥から覗いている雲の形が面白いです。
それをポツンとシルバーのオープンカーが見つめている。作者のコメントにもありますが相当不安になりながら山道を駆け巡っていたのではないか推測します。その気持がお撮りになられた作品から感じることが出来ます。ところでこの素敵な車も少々不安げですね。
とても心象的な作品です。
三席に選ばれた作品について簡単に述べさせて頂きます。
「春の秋月にて」
たまたま見つけた菜の花ですね。きっと良い思い出になると思います。
「さろま」の春
日本で最も北に位置するところです。芝桜は地元の方にとって春の到来を感じさせる花だということが良く伝わっております。
「風香るやさしい春をみつけた」
チューリップ花壇の前を平均台を渡るように手を広げている少年、それを大きな笑いで見つめるおかあさん。
春になると自然と心も明るくなりますね。
「花より団子」
桜の名所として有名な吉野山。桜の風景のを見て昔食べた美味しい料理を思い出す。そういうことって良くあることです。でもこれだけの美しい山桜を前にして。。とてもコミカルに紹介して下さりました。
『最後に未知倶楽部より』
ご応募いただいた作品は、未知倶楽部ウェブサイトの充実のために活用させていただきます。 ありがとうございました。次回「第7回 未知倶楽部ふるさと写真コンテスト」の開催につきましては、詳細が決まり次第、会員様向けのメールマガジン及び、未知倶楽部ウェブサイト上でご案内致しますので、どうぞご期待ください。次回も多くの皆様のご参加をいただけることを心待ちしております。
ご参加いただきました皆様に対しまして心より感謝を申し上げます。
さて、今回公募致しましたテーマは以下です。
【春の風景 ‘思い出’】
厳正な審査の結果、以下のとおり入賞作品が決定いたしました。
【審査結果】
- 【一席】
- 「歴舟川の236匹」/大樹のホワイトベアー様
- 【二席】
- 「暮れなずむ春の田園」/メープル様
- 「清流春景」/wani様
- 【三席】
- 「春の秋月にて」/花様
- 「『さろま』の春」/カボチャおやぢ様
- 「風香るやさしい春を見つけた!」/アコ様
- 「花より団子」/mayuna322様
- 「『さろま』の春」/カボチャおやぢ様
- 【入選】
- 「僕の足音と春の足音」/パブロ様
「桜のどかな春」/おたわさん様
「天城山弘道寺」/ウルトラマンエース様
「沖縄の春」/bunchan様
「一席作品」
タイトル:【歴舟川の236匹】ニックネーム:「大樹のホワイトベアー様」
撮影場所:大樹町歴舟川(北海道)
お写真にまつわるエピソード:
今年も元気に泳ぐ鯉のぼり。当地へ移住をしてまもなくの頃、「春一番」のイベントとしてその雄大さに驚きを感じ、国道236号線にちなんで236匹というのも気にいり、毎年眺めています。風の向きが朝夕で変わり、川上そして川下へ強風の後は本当に川に入って泳いだりもします
「二席作品」
タイトル:「暮れなずむ春の田園」ニックネーム:メープル様
撮影場所:秋田県八郎潟
お写真にまつわるエピソード:
果てしなく続く田。定植後の苗は若々しく、周囲はたっぷりの水で満たされている。 水面に映りこむ夕日の色に思わず息を呑んだ。これは仕事帰りにたまたま目にしたワンシーン。場所は米どころとして知られる秋田県・八郎潟。幻想的な姿に、走らせていた車を停め、夕日が沈む前に急いでシャッターを切った。疲れた体に命を吹き込まれた気がした。そんな春の風景。
タイトル:「清流春景」
ニックネーム:wani様
撮影場所:長野県大鹿村
お写真にまつわるエピソード:
信号が一つもない村、大鹿村の山道を走り続けていたら突然開けた場所に出ました。 清流の近くまで降りることが出来たので、緑淡い春の山と愛車を撮影しました。
「三席作品」
ニックネーム:花様
撮影場所:福岡県甘木市秋月
お写真にまつわるエピソード:
秋月は2度目でしたが、今回は桜の季節だったので特に人手も多く、人の少ない場所を探すのが大変でした。バス停へ行くのに裏道を歩くと、菜の花が咲いている静かな川沿いを発見しました。旅の思い出にパチリ!してきました。
ニックネーム:カボチャおやぢ様
撮影場所:佐呂間町総合公園(北海道)
お写真にまつわるエピソード:
内陸側から佐呂間町を訪れるとこんな風景が出迎えてくれます。 街に入る手前の道で視界に飛び込んでくるピンクの芝桜。 数年前、私の初出勤を迎えてくれた風景。鮮烈な印象が残っています。
ニックネーム:アコ様
撮影場所:道の駅あさご(兵庫県)
お写真にまつわるエピソード:
春休みの出来事、桜とチューリップ。
私の実の娘、家族が道の駅に遊びに立ち寄りました。
「うあ!きれい、きれ〜いと〜。桜もチューリップもきれいね」 「早く来て!来て!とてもチューリップもきれ〜いよ。」と他のおとづれた家族と共に、道の駅の花壇や公園で]ちょっぴりリフレッシュです。♪♪「さいたさいたチューリップの花が」♪♪「お母さん、何色のチューリップが好き」と道の駅で家族のスキンシップです。 この姿をみて、家族っていいですね、と思わず心の中でつぶやきました。健康でお健やかにと願いました。
ニックネーム:mayuna322様
撮影場所:吉野山(奈良県)
お写真にまつわるエピソード:
春から連想された桜。桜の思いでと言うことで10数年前に友達と言った吉野の桜を思い出しました。でもいざ吉野では、桜のことは全く思い出せず、ここで団子を食べたなぁとか、お昼ご飯はこの店だったとか思い出すのは食べることばかり。しかし今回は桜もしっかり楽しみました。もちろんくずきりなどとともに。
「入選作品」
ニックネーム:パブロ様
撮影場所:秋田県秋田市
エピソード:
春をいち早く感じることができる花。「水仙」「菜の花」。 それらが咲いた黄色い「道」を、トコトコ気持ちよくお散歩するワンコの足音と春の 足音がマッチした様を撮影しました。
ニックネーム:おたわさん様
撮影場所:千鳥ヶ淵(東京都)
エピソード:
娘の入学式のついでに足を向けたら、満開の桜でした。
ニックネーム:ウルトラマンエース様
撮影場所:伊豆市湯ケ島 弘道寺(静岡県)
エピソード:
道の駅「天城越え」から少し寄り道したら、井上靖「しろばんば」の舞台となった湯ヶ島集落がありました。 街道から一本中へ入るだけでひっそりとして全く印象が違います。 弘道寺は大きくはありませんが手入れが行き届いた素敵なお寺でした。 当時の少年たちの遊び場だったと思うと初めてなのにとても懐かしい 気がしました。
ニックネーム:bunchan様
撮影場:沖縄県
エピソード:
沖縄の春は2月、ハイビスカスを沖縄では「仏桑花 = ブッソウゲ」と言うそうです。ブーゲンビリアは花ではなく、花のガクがピンクに輝いて春を謳歌しています。
【総評】
テーマは【春の風景 '思い出’】です。このテーマには色々な意味が込められていると思います。この風景を見て昔のことを思い出す。あるいはこの風景を未来の自分が見てきっと思い出すであろう。ひょっとしたら同じ様な風景を他の場所で見て何かを思い出すことも考えられます。つまり時空を超えてあの風景を見たらあの時の自分を思い出すこととも言い換えることが出来るかもしれません。各々の作品を見ながら私は自由気ままに作者の心の中を遊泳させて頂きました。
未だお会いしたこともない作者とこの写真を通じて心が繋がり、そして自分として最大限のイマジネーションを働かせてみました。
いつもながらの勝手な評価ではありますが上記の様な結果とさせて頂きました。
尚、三席以上の作品に関しましては以下講評をさせて頂きます。
先ず一席に選ばれました「歴船川の236匹」ですが、川岸間を渡る勇壮な鯉のぼりは結構色々な所にあります。でもこの写真はやはり北海道ですね。待ちに待った春の訪れを強烈に感じます。良くご覧下さい。鯉が川面とほぼ水平に泳いでいますね。トビウオのような鯉です。
移住されたばかりの時にこの風景をご覧になった作者がこの勇壮さを見てどれだけ勇気づけられたかを容易に想像することが出来ます。素晴らしい元気ある作品だと思います。
二席に選ばれたのは以下二作品です。
先ず「暮れなずむ春の田園」ですが、一般常識的には春の風景として夕暮れ時はマッチしないかもしれません。しかし僅か2ヶ月前には雪で覆われていた地が今は満々と水を湛えそこに植えたばかりの小さな苗が水面に現れております。自然が織り成す神秘的な力を感じます。 健やかに苗が育って欲しいという作者の想いが直感的にシャッターを切らせたのでしょう。
見れば見るほど味わい深い作品です。
次は「清流風景」です。青々と盛り上がった山の奥から覗いている雲の形が面白いです。
それをポツンとシルバーのオープンカーが見つめている。作者のコメントにもありますが相当不安になりながら山道を駆け巡っていたのではないか推測します。その気持がお撮りになられた作品から感じることが出来ます。ところでこの素敵な車も少々不安げですね。
とても心象的な作品です。
三席に選ばれた作品について簡単に述べさせて頂きます。
「春の秋月にて」
たまたま見つけた菜の花ですね。きっと良い思い出になると思います。
「さろま」の春
日本で最も北に位置するところです。芝桜は地元の方にとって春の到来を感じさせる花だということが良く伝わっております。
「風香るやさしい春をみつけた」
チューリップ花壇の前を平均台を渡るように手を広げている少年、それを大きな笑いで見つめるおかあさん。
春になると自然と心も明るくなりますね。
「花より団子」
桜の名所として有名な吉野山。桜の風景のを見て昔食べた美味しい料理を思い出す。そういうことって良くあることです。でもこれだけの美しい山桜を前にして。。とてもコミカルに紹介して下さりました。
『最後に未知倶楽部より』
ご応募いただいた作品は、未知倶楽部ウェブサイトの充実のために活用させていただきます。 ありがとうございました。次回「第7回 未知倶楽部ふるさと写真コンテスト」の開催につきましては、詳細が決まり次第、会員様向けのメールマガジン及び、未知倶楽部ウェブサイト上でご案内致しますので、どうぞご期待ください。次回も多くの皆様のご参加をいただけることを心待ちしております。
執筆者
未知倶楽部室