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未知倶楽部コラム

道の駅訪問記〜愛知編〜

2008年04月11日

◆道の駅 田原めっくんはうす(愛知県)

4月9、10日愛知県渥美半島にある道の駅田原めっくんはうすを訪問しました。新 豊橋駅から豊橋鉄道渥美線に乗って35分。終点三河 田原で降り、そこから車で直ぐです。(歩いても10分程度)

施設に入る前に先ず驚くことは入り口近くの交通標識(道の駅掲示板)の大きさ。 色々な道の駅を訪れておりますがこの標識が見つからず 苦労することが多いですが、ここのはともかくどでかいです。こういうのを見るとい かにこの田原市が道の駅に対して協力的であるか一目 瞭然です。

長神駅長さんとお会いしました。未知倶楽部主催の道の駅価値創造セミナーを一回目 から欠かさず参加して頂いており大変感謝をしていま す。

いろいろお話をお伺いしました。

この道の駅が出来たのは15年前。つまり道の駅の第一回目の登録です。当時は未だ 道の駅の数は全国で100程度。知名度は低かったの で道の駅マラソンをやろうとか、色々提案してご苦労をされた方です。15年間継続 して駅長さんをやられている方は全国でも珍しいで す。

駅長さんのおられる事務所内に入ると過去7年間の手書きの月毎、テナント毎の売上 実績、対比表が壁一面に貼ってあります。確実に数字 が伸びていることが分かります。このように貼る行為で長神駅長の真剣な経営姿勢を 感じることが出来ます。

ここで有名な産品はメロン、八丁味噌、あさり煎餅、エビ煎餅と海苔です。メロンは 全国でも一番安く美味しいのが手に入ることが出来る と思います。また地元で採れた桃田?トマト。味が濃くてそして甘い。それとここの きずのりは殆どきずが無いのに手頃な値段。大変お買 い得です。

さて、この道の駅を離れて2キロ先に蔵王山展望台があります。夜ここの展望台に昇 りました。大きな風力発電ようの風車が入り口の駐車 場に立っています。風の強い日でしたが、ぶんぶんと風を切る音が聞こえます。

この展望台から三河湾を見渡すと遥か彼方に名古屋の灯が見えます。足元にトヨタの 田原工場が見えます。夜景が素晴らしく中京圏では有 名なデートスポットだとのことです。

ここのレストランの名前は『崋山』。田原藩の家老で、幕末の開明的な思想家、西洋 画(遠近法)をいち早く取り入れた画家としても有名 な渡辺崋山の名前に因んだ名前のレストランです。

三河湾で採れた新鮮な魚の刺身、それと野呂シェフ特製の田原ポークを使った豚しゃ ぶ。白味噌と濃い出汁のスープが特長です。大変美味 しいです。

夏になるとサーファーが集まるところだとのことです。その他、田原城跡、博物館等 もあり、ゆっくりと楽しむことが出来ます。

渥美半島、田原市、そして伊良子岬。

魅力溢れるところです。

是非訪れて下さい。  
執筆者

未知倶楽部室 室長 賦勺尚樹

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