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未知倶楽部コラム

道の駅訪問記〜兵庫編〜

2008年04月03日

4月1日、2日に兵庫県の道の駅を訪問しました。以下ご報告します。

1)道の駅あわじ

三宮から明石海峡大橋を渡り直ぐ降りたところにある道の駅です。このスペクトラルに満ちた大橋の姿のみならずここの道の駅から見る神戸の景色は圧巻です。訪れたのは昼ですが神戸の素敵な夜景が容易に想像できます。

お話を頂いたのは総務課の中田さん。もともとは枇杷を栽培している農家の方。この道の駅で働いて4年目。とても若い方です。

大橋が出来て却って人が淡路島から本州へ流れていく現象に歯止めを駆けようと淡路ブランド作りにご熱心。

淡路島は玉ねぎ、枇杷、焼き穴子、いかなご、たこで有名です。

ここのレストランで海鮮丼を頂きました。新鮮な刺身がとても綺麗に並べられておりボリュームもランチには適度。それでお値段が1300円。非常に安いです。

ここの道の駅はデートスポットに最適。

日中は淡路島の旅、夕刻から夜にはここの道の駅を訪れて神戸の夜景を是非堪能下さい。

2)道の駅やぶ(養父)

錦鯉で有名な土地です。敷地内の池でも元気に綺麗な錦鯉が泳いでいました。

お話を頂いたのは安原駅長さん。

今年、還暦を迎える団塊世代の方です。とてもニコニコした素敵な笑顔の方です。

この地区での道の駅の林立、そしてコンビニの進出の流れの中でどのように収益を上げてこの土地の特長を打ち出して行くか、地域、行政との関わり等について大変問題意識の高い方です。

ここのよく売れているのは但馬牛関連の商品と錦鯉の携帯ストラップです。このストラップを身に付けると鯉にちなんで長寿を全うできるかも。

3)道の駅ようか但馬蔵

とても新しい道の駅です。民間資本を活用して施設建設及び運営を行なうPFI方式を本格的に取り入れているところです。

但馬、丹後地区のドライブイン、温泉、水族館等を経営している株式会社アシタが経営に当たっております。

杉本駅長さんにお話を頂きました。冬場は苦戦する道の駅が多いですが、近くに神鍋高原スキー場があるのでコンスタントに入り客数は確保出来ているとのことです。特産品市場は‘但馬蔵いちばん’と称しており養父市内の新鮮な野菜、但馬のこしひかり、但馬杜氏による地酒それと地元工藝家の手による工藝品、民芸品が綺麗に陳列されております。

但馬ブランド商品を集めて積極的に但馬をアピールされようとしております。

夜は同社の系列の城崎マリンワールドホテル金波楼に泊りました。 但馬牛を始め、地元の新鮮な野菜に拘った料理そして何よりも温泉から 見渡せる海の迫力が凄いです。

新しい道の駅の姿を感じた次第です。

4)道の駅あさご

未知倶楽部でいつもお世話になっている黒川駅長さんにお会いしました。
タイで開かれた国際協力銀行主催のセミナーに参加され戻ってきたばかりですが、お疲れの様子もなく、いつもの元気でご対応頂きました。

グリーンツーリズムを始め地域振興に永年携わって来られましたが地域の富は収益を上げることであることは良くご存知で、岩津ネギ始め地域産品の販売にも積極的に取り組むお考えです。

ここの名物、鹿肉定食を頂きました。思っていたような臭みはなく、刺身にしても食べやすい味です。

名物駅長さんを是非尋ねてみて下さい。
執筆者

未知倶楽部室 室長 賦勺尚樹

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