道の駅訪問記〜愛媛編〜
2008年03月17日
愛媛県の道の駅を訪問しました。2日間の活動を以下一気に報告します。
駅長の成本さんと農業体験施設でお会いしました。
小学生が沢山来ていました。次の世代を担う子供たちに農業体験を通じて自然の大切さを知って貰いたいと願い体を張って取り組まれております。大変な情熱家です。
農家の人達が一生懸命みかんを作っても高付加価値化が出来なければ値段は需給関係の市況に委ねられるだけで、農家は豊かにならない、豊かにならねば若い担い手は減少する。
そうすると日本の農業は守れない。色々なジレンマを感じつつも着実に進めておられます。
ここはみかんは勿論のこと瀬戸の金太郎というサツマイモの産地です。焼酎もあります。
高本社長とお会いしました。
街並み保存、地域農家とのネットワーク。地域活性のモデルとして有名なところです。
過去未知倶楽部で主催したセミナーに講師としてご参加頂いており色々な面で勉強をさせて頂いています。
農産物の安全・安心とか顔の見える農業とかはかなり前から実践しており、それだけでなくからりネットというシステムにまで発展させ厳しいチェックシステムを構築しています。
40年近くに渡る地域文化、地域農業を保存しようという歴史があってこそ内子町のような軸のぶれない姿が出来ていることを実感します。沢山の方が視察に訪問されるようですが、ここの成功体験を切り貼りのようにそのまま各地域で当てはめようとするのではなく、内子町の人、魂、歴史、文化を学ぶことから始めるべきではないかと思っております。
近々、未知倶楽部HPでも情報掲載をして下さる予定です。
村上駅長とお食事をしなからお話をしました。
今治は造船、タオル、しまなみ海道で有名なところです。村上さんは今治の実力者です。
造船業はもとより、伝統あるタオル産業の復活に力を注ぎ、そして現在海道ラーメン、特色のあるだし汁等の新商品の開発をされております。これらは道の駅で販売しております。
70歳を超えておりますが事業への意欲は衰えず、今治のみならず愛媛全体の道の駅の為に尽力して下さることを期待しております。
津村駅長とお会いしました。
四万十川の生態系が学べ、また支流の広見川の魚とアマゾン、メコンの淡水魚がダイナミックに見学できる水族館(おさかな館)があります。
このおさかな館が元からあり、その後に道の駅に認定されたところなので目的地型の道の駅です。
また森の国ガラス工房(かざね=風の音)があります。
ユニークなデザインのガラス製品が沢山販売されております。
また可愛い女性パティシエが真珠をモチーフ(宇和島真珠)としたケーキを作っているところも見学させて頂きました。
国道を渡ったところには森の国ファームがあります。井関農機の技術でトマト畑が上からぶら下がっており もぎたてのトマトを食べることが出来ます。
コンテンツが豊富な道の駅です。
津村さんは未だお若いですが、とても説明が上手でこれから彼の力でもっと発展して行くことと思います。
三間町出身の版画家畦道梅太郎氏の記念美術館や井関農機創業者の井関邦三郎氏の記念館が併設されております。木のぬくもりを大切にした安らぎを感じることが出来る素敵な記念館です。
清水駅長とお会いしました。
地元農家の方が地元食材をベースとして提供しているレストランが最近地元マスコミに取り上げられているとのことです。
オリジナル商品作りにも力をきれています。
宇和島の酒蔵とタイアップして‘コスモスのささやき’という50代以上の女性を狙った地酒があります。ラベルとラッピングが綺麗なピンク色です。
また玉ねぎドレッシングも作っています。
3年後には松山自動車道がここまで延伸します。その時にはもっと多くのお客様が来られることを期待しつつその間に地域力アップを図ろうとされています。
愛媛は頑張っています。出来れば早く連合・連携を図って頂きたいのですが。
これだけ個性の強い道の駅が繋がれば魅力的な地域ドライブ観光パックが出来るのですが。
期待しています。
1)道の駅「瀬戸農業公園」(佐田岬)
駅長の成本さんと農業体験施設でお会いしました。
小学生が沢山来ていました。次の世代を担う子供たちに農業体験を通じて自然の大切さを知って貰いたいと願い体を張って取り組まれております。大変な情熱家です。
農家の人達が一生懸命みかんを作っても高付加価値化が出来なければ値段は需給関係の市況に委ねられるだけで、農家は豊かにならない、豊かにならねば若い担い手は減少する。
そうすると日本の農業は守れない。色々なジレンマを感じつつも着実に進めておられます。
ここはみかんは勿論のこと瀬戸の金太郎というサツマイモの産地です。焼酎もあります。
2)道の駅「内子フレッシュパークからり」(内子町)
高本社長とお会いしました。
街並み保存、地域農家とのネットワーク。地域活性のモデルとして有名なところです。
過去未知倶楽部で主催したセミナーに講師としてご参加頂いており色々な面で勉強をさせて頂いています。
農産物の安全・安心とか顔の見える農業とかはかなり前から実践しており、それだけでなくからりネットというシステムにまで発展させ厳しいチェックシステムを構築しています。
40年近くに渡る地域文化、地域農業を保存しようという歴史があってこそ内子町のような軸のぶれない姿が出来ていることを実感します。沢山の方が視察に訪問されるようですが、ここの成功体験を切り貼りのようにそのまま各地域で当てはめようとするのではなく、内子町の人、魂、歴史、文化を学ぶことから始めるべきではないかと思っております。
近々、未知倶楽部HPでも情報掲載をして下さる予定です。
3)道の駅「湯ノ浦温泉」(今治)
村上駅長とお食事をしなからお話をしました。
今治は造船、タオル、しまなみ海道で有名なところです。村上さんは今治の実力者です。
造船業はもとより、伝統あるタオル産業の復活に力を注ぎ、そして現在海道ラーメン、特色のあるだし汁等の新商品の開発をされております。これらは道の駅で販売しております。
70歳を超えておりますが事業への意欲は衰えず、今治のみならず愛媛全体の道の駅の為に尽力して下さることを期待しております。
4)道の駅「虹の森公園まつの」(北宇和島郡松野町)
津村駅長とお会いしました。
四万十川の生態系が学べ、また支流の広見川の魚とアマゾン、メコンの淡水魚がダイナミックに見学できる水族館(おさかな館)があります。
このおさかな館が元からあり、その後に道の駅に認定されたところなので目的地型の道の駅です。
また森の国ガラス工房(かざね=風の音)があります。
ユニークなデザインのガラス製品が沢山販売されております。
また可愛い女性パティシエが真珠をモチーフ(宇和島真珠)としたケーキを作っているところも見学させて頂きました。
国道を渡ったところには森の国ファームがあります。井関農機の技術でトマト畑が上からぶら下がっており もぎたてのトマトを食べることが出来ます。
コンテンツが豊富な道の駅です。
津村さんは未だお若いですが、とても説明が上手でこれから彼の力でもっと発展して行くことと思います。
5)道の駅「みま」(宇和島市三間町)
三間町出身の版画家畦道梅太郎氏の記念美術館や井関農機創業者の井関邦三郎氏の記念館が併設されております。木のぬくもりを大切にした安らぎを感じることが出来る素敵な記念館です。
清水駅長とお会いしました。
地元農家の方が地元食材をベースとして提供しているレストランが最近地元マスコミに取り上げられているとのことです。
オリジナル商品作りにも力をきれています。
宇和島の酒蔵とタイアップして‘コスモスのささやき’という50代以上の女性を狙った地酒があります。ラベルとラッピングが綺麗なピンク色です。
また玉ねぎドレッシングも作っています。
3年後には松山自動車道がここまで延伸します。その時にはもっと多くのお客様が来られることを期待しつつその間に地域力アップを図ろうとされています。
愛媛は頑張っています。出来れば早く連合・連携を図って頂きたいのですが。
これだけ個性の強い道の駅が繋がれば魅力的な地域ドライブ観光パックが出来るのですが。
期待しています。
執筆者
未知倶楽部室 室長 賦勺尚樹