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未知倶楽部コラム

道の駅訪問記〜島根編〜

2008年02月29日

過日(2月21日、22日)、未知倶楽部室長の賦勺が島根県の道の駅を訪問してきました。
すでにSNSサイト「未知倶楽部CAFE」にてお伝えしておりますが、コラムでもご紹介させていただきます。


奥出雲酒蔵交流館


道の駅奥出雲酒蔵交流館。初めてお邪魔しました。

警察署の近くを走りましたら

『うさぎではなく、かめだけです』

という看板を見つけました。

なんのこっちゃと思わず大笑いしてしまいましたが、『砂の器』とかの看板が増えるにつれ、
「あっそうか。あのカメダ。。のことか」と合点がいきました。

砂の器に出てくる亀嵩(カメダケ)という村。
ハンセン氏病を患い、住んでいた能登の村を出て流浪の旅に出る親子。 どこに行っても差別をされ村を追い出される。
ある日、奥出雲の小さな村に辿り付く。小さな神社(湯田神社)でお参りをする。 またもや子供たちからいじめにあう。
そこに一人の駐在所のお巡りさんが通りかかる。彼はその後、この親子を親身になって世話をする。
観ている方が救われるシーンの舞台がここ亀嵩です。

大森駅長より色々お話を頂きました。

完全自然循環農法で作られた仁多米、そろばん、古くからの製鉄の街(たたら製鉄)の 絲原家それと玉峰山荘が有名です。

道の駅近くには延命水という大変体によい水が湧き出ているとのことです。

道の駅を中心として非常に面白い観光スポットが多いです。

是非、訪れて下さい。



道の駅キララ多伎


奥出雲酒蔵交流館を後にして出雲大社近くで出雲そばを食べ、夕刻海岸沿いにある道の駅 キララ多伎を訪れました。
数年来の友人である小林支配人と再会。

ここの道の駅では多伎町の名産品である蓬莱いちじく商品が沢山売られております。
いちじくジャム、いちじくドレッシング、いちじくうどん。。。
隣接するパン屋はアンデルセンと提携しており、ここの焼きたてパンは大変売れているとのことです。

夜は出雲市で小林さんとお食事。

小林さん曰く。
‘島根県の道の駅で経営面で困っているところが結構ある。これらと連携して全体としての道の駅の 底上げを図らなければならない’

非常に立派な方です。

その後は2件ほどはしごをしました。
素敵な店が多いです。
ほろ酔い気分もあってかとても暖かい夜でした。

是非、訪れて下さい。



道の駅赤来高原


22日の朝、出雲大社にお参りに行き、その後、国道54号線沿いの道の駅赤来高原を訪れました。
支配人の宮脇さんが出迎えて下さりました。

入り口に入ると直ぐ目に付くのは道の駅お薦めの旬な野菜。この地で有名なのはやまといもです。
以下ご参照下さい。

http://www.michi-club.jp/brand-item/products/yamatoimo.php

また地酒(赤名酒造)もあります。

ここの道の駅で有名なのはレストラン(ローワン)で提供している薬膳料理です。 女性シェフ(宮脇さんの奥様)が昔、富山まで行き薬草の勉強をなさったとのことです。本格派です。

ランチは1000円。
黒米ご飯、おこわ、煮物(椎茸、コンニャク、大根、大豆、ごぼう、にんじん)それと地元の鶏のから揚げ。
上には松の実がまぶしてあります。

全て地元の野菜。雪を掻き分けて取り出した野菜です。
四角い皿に綺麗に盛り付けられております。見るだけでも大満足。

宮脇ご夫婦のお考え。
『地産地消は10年以上前から心掛けてやってきた。最近認められるようになった。 東京に負けないものをと思って頑張ってきた。これからは何を目標とすべきかそれが新たな チャレンジです』

東京では絶対に味わえないものがここ飯南町にあります。

周辺には銀山街道、瀬戸城址等魅力的スポットが沢山あります。

是非、訪れてみて下さい。

執筆者

未知倶楽部室 室長 賦勺尚樹

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