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未知倶楽部コラム

情報発信

2007年10月15日

こんにちは!!

日々、道の駅を運営する中で感じていることがあります。
それは情報発信の大切さと、恵まれた環境です。

当社は指定管理者として道の駅を運営している会社ですから、当然道の駅以外の事業を持っております。

民間企業として飲食店などを運営している場合、そこでの取組みをメディアに取り上げてもらう手段は、 有償の「広告」が主となります。

ところが、道の駅を指定管理として運営した上で実感していることとして、 それが公共事業であるが故に、情報の内容によっては、有償の「広告」ではなく、 「広報」「記事」として取り扱われる可能性が非常に高いということです。

もちろん、それ相当の意味がある情報であることが前提ではありますが、 例えば同じ環境問題への取組みを1飲食店の取組みとしてリリースしたところで、 よっぽどの先進事例でない限りその情報は数ある宣伝の中の1つになります。

が、これまでにコラムで書かせていただいております、道の駅を取り巻くエコ活動というのは、 その情報の取り上げられ方は大きく違ってきます。

活動の理念や、内容に関しては、飲食店での活動も道の駅での活動も大差が無かったとしても、 その取り上げられ方が異なってくることを実感しております。

これは、単純に公共施設であるということが大きい理由でしょう。
また、その受け取り側も1企業の活動という情報よりも、公共性を持った活動の方が受け易いということもあるでしょう。

当社としては、これをいい意味で大いに利用させて頂いております。

せっかく公共施設の運営をさせてもらえる機会を貰った限りにおいては、そこからの情報発信を有効に行うことも、 当社の責務と考えます。

その情報の内容とすれば、もっぱら環境問題となります。
スタンスとして、事業性を追求する一方、公共施設として環境に対して出来る事、また、公共からの情報発信として、啓蒙に繋げていくこと。この意味を重く捉え、情報発信に力を入れております。

その一環がこのコラムであり、ブログであり、またメディアに対するプレスリリースです。

指定管理制度は民営化とは異なり、あくまで公共施設の運営を民間企業が行う制度ですから、 公共で行うべき、情報発信も官民一体となり行っていくべきものと考えます。

当社が指定管理者となって以来の当駅のメディア露出頻度は確実に上がっていると思います。
今月もローカル局の環境を取り上げた番組で当社活動「ひまわりから始まるエコ」が取り上げられます。

別に出たがり、宣伝効果を狙ったものではなく、その根底に地域貢献、環境啓蒙活動の理念があること。
また、そのことを忘れずに活動をすることが我々が運営をしている意味と感じております。

といって、もの凄く高尚な理念を掲げているわけでもなく、何度も出てくる通り、 「出来る事から一歩ずつコツコツと」の考えがその先の社会に少しでも役立てば・・・。

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◇関連コラム◇
「ひまわりから始まるエコ」
http://www.michi-club.jp/column/column-template.php?columnid=156
「法の整備の必要性」
http://www.michi-club.jp/column/column-template.php?columnid=158
「モラル向上に向けて出来る事」
http://www.michi-club.jp/column/column-template.php?columnid=160
「3歩進んで2歩下がる」
http://www.michi-club.jp/column/column-template.php?columnid=162

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執筆者

道の駅南きよさと 運営責任者 金丸 滋

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