こんにちは!

「ひまわりから始まるエコ」ということで、道の駅にひまわり畑を作り、その種を使って植物油を搾油し、使用後廃油をバイオディーゼル燃料(以下BDF)に変えていくと言う取組みを始めたことは最初のコラムで書かせて頂きました。

なにぶん、初めての取組みですので、予期せぬ問題がいくつも出てきます。

まず最初にぶち当たったのが、ひまわりの種の収穫前の鳥による被害です。

野生は素晴らしく、ちゃんと実が入った頃にちゃんと食べに来ます。
随分食べられてしまい、種の収穫量が減ってしまいました。

それでも、次の工程には進めていきますし、来年は鳥対策をすることができます。

何事もやってみなければ始まりません。

BDFについても、様々な問題があるようです。
廃油の品質のばらつき、動物性油の混入などにより、BDF自体の品質にもばらつきが出たりします。
また、寒さ対策という点で、冬場には固まってしまい車が止まるなども問題が出たりもします。

その対策として、回収油の品質安定の為の仕組み作りや、凝固を止めるための開発などが日々行われているのが現状です。

以前のコラムにも書いたような法整備の必要性、品質、価格、生産性・・・・。
問題は山積みです。

今、始まったことですから問題が出ることが当然です。
一つ一つクリアーしていくこと。それもこれもやってみなければ始まりません。

一つ一つ出来る事から・・・。


◇関連コラム◇
「ひまわりから始まるエコ」
http://www.michi-club.jp/column/column-template.php?columnid=156
「法の整備の必要性」
http://www.michi-club.jp/column/column-template.php?columnid=158
「モラル向上に向けて出来る事」
http://www.michi-club.jp/column/column-template.php?columnid=160