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未知倶楽部コラム

地域活性化への取り組み

2007年06月04日

段々と暖かくなり、心地良い天気が続いている青森ですが、皆様の地域ではいかがでしょうか?
今回は「道の駅」浅虫温泉ゆ〜さ浅虫が地域振興施設としての取り組みとして実施している事業についてお話したいと思います。 以前のコラムでも新幹線が青森に来ることの影響と浅虫温泉の現状をお話ししてきましたが、新幹線対策の浅虫温泉の取り組みとして、ゆ〜さ浅虫細井仁駅長が座長を務め、「浅虫温泉地域活性化懇談会」を立ち上げました。
当事業は財団法人むつ小川原地域・産業振興財団より助成金を受け、平成19年4月10日に第1回懇談会を実施し、先日5月27日に第1回のワークショップを開催しました。

ゆ〜さ ワークショップ
ワークショップの様子
懇談会では地域の旅館・ホテルの関係者、行政関係者、各地域団体代表者にご参加いただき、当会の開催趣旨にご理解を頂戴しました。今まで同様の会議がなかったわけではありません。会議を実施してもなかなか現実に形となって効果が表れないという浅虫温泉の現状を打破しようと当会を立ち上げました。ただ集まって会議を行うのではなく、浅虫温泉を外から見た目で判断することが必要ということで、青森公立大学の吉原正彦教授と新建築技術者集団の飯田善之氏などをファシリテーターとして迎え、浅虫内部の意見だけではなく、第3者の目から見た意見を科学的に取り入れようという新しい取り組みです。


第1回のワークショップでは、地域の町民を含め約40名の方にご参加いただき、3グループにわかれ、「浅虫の良い所」「浅虫の問題点」を自由に提出していただきました。その中では、浅虫らしさ、イベント、温泉、景観、自然、施設、地理、暮らし、食と特産品など様々な意見を出していただきました。各グループにより出た意見を発表していただき、第1回は終了となりました。
これを受け、第2回ワークショップ(6月3日)では更に出た意見に対して具体的に何をすべきか、何が必要かを話し合います。
そして最終的には青森公立大学の生徒さんのご協力をいただき、パイロット事業(例:浴衣着隊、挨拶し隊、街を飾り隊)を展開し、観光客との交流、ガイド実験事業を行い、浅虫町民が観光客のガイドとして浅虫を観光地としてご案内する計画です。
ともかく今の浅虫の状況を打破しなければならないという強い意思のもと、ゆ〜さ浅虫細井駅長がとりまとめ役として立ち上げ、旅館・ホテル関係者のみならず全町民を巻き込んで展開する「浅虫温泉地域活性化懇談会」。
浅虫の良さを知ってもらおう、浅虫の問題点を直そう、浅虫に来てくださるお客様を満足させよう、また来たくなる暖かい街を作ろう、「道の駅」として、「地域振興施設」として、ゆ〜さ浅虫は全力で浅虫温泉を盛り立てていこうと思います。皆様もぜひ一度「海も山も温泉も」の浅虫温泉へお越し下さいませ。

執筆者

道の駅浅虫温泉ゆ〜さ浅虫 営業企画マネージャー 安田一史

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