第4回「未知倶楽部ふるさと写真コンテスト」審査結果発表!!
2007年05月08日
第4回となる「未知倶楽部ふるさと写真コンテスト」を開催いたしましたところ、
今回も多数の作品をご応募いただきました。
ご参加いただきました皆様ならびに開催にご協力くださった関係各位の皆様方に、
心より感謝を申し上げます。
今回はこちらのテーマで作品を募集しました。
【春を告げる自然、春の風景】
厳正な審査の結果、以下のとおり入賞作品が決定いたしました。
東京都・デジカメ小僧様
「応募コメント」
あきる野市引田駅近くの線路際に毎年咲いています。
千葉県・やっさん5884様
「応募コメント」
「ソメイヨシノの花の『しろ』」
「南アルプスの雪の『白』」は春の眩しさ
北海道
大樹のホワイトベアー様
「応募コメント」
薄ら白い蒸気は、雪が融け、畑の余分な水分が蒸散している様子です。北海道の春を感じる風景です。
※「蒸散」は「土の蒸散」ととらえてみました。
今回の審査に当たって以下の点を重視しました。
@永い冬が終わりを告げる最初の象徴的なサインをどのような奇抜なオブジェ(被写体)に見出したか。
A写真に写っている風景から過去ー現在ー未来に亘るどのような興味深いストーリーを想起させることができるか。
一席に選ばれた「菜の花と栗林」ですが、鮮やかな菜の花 の‘黄色’が栗林の足元を隠し、勢い良く太陽に向かって自己主張 をしている様が感じられます。この力強さが、却って、僅か数ヶ月前 の寂寥とした冬の風景を想起させ、存在しない‘それ’との対比を 強烈に感じさせ写真に写っている姿以上の生命力を感じることが 出来ます。タイトルも単なる菜の花だけだと陳腐ですが、栗林が あるから一層面白さを感じさせてくれます。
二席に選ばれた「桜とアルプス」ですが、応募コメントにも あるように「桜の花の白」と背景にある「南アルプスの雪の 白」をほぼ一対一の構図で対比させています。もし応募者 のレンズがほんの僅か下に向いていたら、陳腐な写真と なっていたかもしれません。その微妙なところをスリリングに 感じさせる作品です。
同じく二席に選ばれた「只今蒸散中」ですが、恐らく北海道で なければ見ることが出来ない風景だと思います。この写真 では収まり切らない壮大な自然の広がりと、生気を帯びた 土の匂いを感じさせてくれます。北海道の人たちが春を待ちわびる 気持はそこに住んでいる人でなければ分からないという強烈 な想いを感じさせてくれます。
次回「第5回 未知倶楽部ふるさと写真コンテスト」の開催につきましては、 詳細が決まり次第、会員様向けのメールマガジン及び、 未知倶楽部ウェブサイト上でご案内致しますので、どうぞご期待ください。 次回も多くの皆様のご参加をいただけることを心待ちしております。
これまでの「未知倶楽部ふるさと写真コンテスト」の入賞作品についてはこちらのページからご覧いただけます。
過去の「未知倶楽部ふるさと写真コンテスト」 http://www.michi-club.jp/navi/contest.php
今回はこちらのテーマで作品を募集しました。
【春を告げる自然、春の風景】
厳正な審査の結果、以下のとおり入賞作品が決定いたしました。
【審査結果】
- 【一席】
- 「菜の花と栗林」 / 東京都・デジカメ小僧様
- 【二席】
- 「桜と南アルプス」 / 千葉県・やっさん5884様
- 「只今蒸散中」 / 北海道・大樹のホワイトベアー様
- 【入選】
- 「春爛漫」 / 愛知県・zetec7mc様
「道の駅の河川公園に咲く、白木蓮」 / 岐阜県・道の駅きりら坂下様
「こぶしの花を見守るおじさん」 / 兵庫県・道の駅あさご様
「初めて見ました」 / 東京都・無名子様
【一席作品】(写真をクリックすると拡大表示します。)
「菜の花と栗林」東京都・デジカメ小僧様
「応募コメント」
あきる野市引田駅近くの線路際に毎年咲いています。
【ニ席作品】(写真をクリックすると拡大表示します。)
「桜と南アルプス」千葉県・やっさん5884様
「応募コメント」
「ソメイヨシノの花の『しろ』」
「南アルプスの雪の『白』」は春の眩しさ
【ニ席作品】(写真をクリックすると拡大表示します。)
「只今蒸散中」北海道
大樹のホワイトベアー様
「応募コメント」
薄ら白い蒸気は、雪が融け、畑の余分な水分が蒸散している様子です。北海道の春を感じる風景です。
※「蒸散」は「土の蒸散」ととらえてみました。
【入選作品】(写真をクリックすると拡大表示します。)
【その他の応募作品から】
【総評】
今回の審査に当たって以下の点を重視しました。
@永い冬が終わりを告げる最初の象徴的なサインをどのような奇抜なオブジェ(被写体)に見出したか。
A写真に写っている風景から過去ー現在ー未来に亘るどのような興味深いストーリーを想起させることができるか。
一席に選ばれた「菜の花と栗林」ですが、鮮やかな菜の花 の‘黄色’が栗林の足元を隠し、勢い良く太陽に向かって自己主張 をしている様が感じられます。この力強さが、却って、僅か数ヶ月前 の寂寥とした冬の風景を想起させ、存在しない‘それ’との対比を 強烈に感じさせ写真に写っている姿以上の生命力を感じることが 出来ます。タイトルも単なる菜の花だけだと陳腐ですが、栗林が あるから一層面白さを感じさせてくれます。
二席に選ばれた「桜とアルプス」ですが、応募コメントにも あるように「桜の花の白」と背景にある「南アルプスの雪の 白」をほぼ一対一の構図で対比させています。もし応募者 のレンズがほんの僅か下に向いていたら、陳腐な写真と なっていたかもしれません。その微妙なところをスリリングに 感じさせる作品です。
同じく二席に選ばれた「只今蒸散中」ですが、恐らく北海道で なければ見ることが出来ない風景だと思います。この写真 では収まり切らない壮大な自然の広がりと、生気を帯びた 土の匂いを感じさせてくれます。北海道の人たちが春を待ちわびる 気持はそこに住んでいる人でなければ分からないという強烈 な想いを感じさせてくれます。
【未知倶楽部から】
ご応募いただいた作品は、未知倶楽部ウェブサイトの充実のために活用させていただきます。 ありがとうございました。次回「第5回 未知倶楽部ふるさと写真コンテスト」の開催につきましては、 詳細が決まり次第、会員様向けのメールマガジン及び、 未知倶楽部ウェブサイト上でご案内致しますので、どうぞご期待ください。 次回も多くの皆様のご参加をいただけることを心待ちしております。
これまでの「未知倶楽部ふるさと写真コンテスト」の入賞作品についてはこちらのページからご覧いただけます。
過去の「未知倶楽部ふるさと写真コンテスト」 http://www.michi-club.jp/navi/contest.php
執筆者
未知倶楽部室