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未知倶楽部コラム

奥能登の魅力が東京に集結!

2007年03月07日

湯島天神境内1
賑わいを見せる湯島天神境内
絵馬1
鈴なりに結わえつけられた絵馬
ここは東京都文京区に鎮座する湯島天神。梅の名所としてつとに有名で、梅の花期に合わせて開かれる「梅まつり」は今年で50回を迎えるとのことです。 「梅まつり」の会期も残すところ僅かとなった3月4日、暖冬の影響からか花の見頃がすでに終わり差し掛かっていたとはいえ、湯島天神の境内は大変な賑わいでした。合格祈願の絵馬も鈴なりで、さすが東京大学に近い土地柄でもあることを感じさせました。

3月3日(土)〜4日(日)、「石川県能登物産展」開催

そんな中、ひときわ多くの人を集めている一角がありました。それが「石川県能登物産展」のコーナーでした。3張ほどのテントとのぼり旗が立てられた一角では、お客さんが入れかわり立ちかわり足を止めていきます。
物産展全体1
ひときわ賑わっている一角に、「石川県能登物産展」が開催されていました。
接客中の松木さん1
多くのお客さんが訪れる中、親切に商品説明をする松木駅長(テント内手前)
テントのひとつに、道の駅桜峠の松木駅長の姿がありました。道の駅でも大好評の「高校生が作ったブルーベリーケーキ」「畑のチーズ(豆腐の燻製)」「米あめ」、そして数馬酒造の「竹葉」「能登大吟」といった名酒に、もちろん特産のブルーベリー商品もたくさん。こだわりの「二三味珈琲」の豆も特別にお目見えでした。そんな特産品の数々を、丁寧にお客さんに説明なさっていました。お客さんも、東京では見られない商品の数々に興味深げなご様子でした。

その他のテントにも、奥能登の魅力的な食品がいっぱい。魚介の加工品や寿司、餅などの商品の中、特に出色だったのは「いかつみれ汁」。たっぷりの野菜とイカの団子を“いしり”(イカの内臓を塩蔵して作る魚醤の一種)で味付けた吸い物で、独特のコクに箸が進みます。
売り場UP1
「桜峠」テントの中。人気商品が集結しています。
いかだんご汁1
「いしり」の旨みと香りが食欲をそそる「いかだんご汁」
餅1
地元生産者グループの手づくりの餅。小さなものはおぜんざい用。
鯖寿司1
この鯖寿司は酢での締め具合が控えめで、まるで生の鯖を味わっているような自然な旨さ。

よさこい3
よさこい2
テントでの特産品販売のほか、特設ステージでの地元よさこいチームによる奉納演舞や、能登の祭りに欠かせない“キリコ”の展示などもあり、大いに「梅祭り」に華と賑わいを添えていました。

能登のために・・・道の駅桜峠の新たな飛躍へ

こうした物産展は、今年で4回目となるそうです。東京のお客さんと触れる機会は貴重とばかりに、石川県能登町の皆さんが共同でこのイベントを盛り上げています。おそろいの法被もサマになっています。 道の駅桜峠も昨年オープン10周年を迎えました。節目の年となる今年は、物産展へに臨む松木駅長の思いにも格別のものがあったのではないでしょうか。松木さんのいらっしゃったテントで買い物をしたら、袋の中に小さな手づくりチラシが入っていました。地方発送をご案内するチラシでしたが、その末尾に素敵な「ひとりごと」が添えられていましたので、このコラムの最後にご紹介します。

今日は湯島天神まで来てくださりありがとうございます。おかげさまで桜峠も昨年オープン10周年を迎えることができました。オープン11年目の今年は、能登の為に自分が出来る事を考えていきたいと思っています。『能登の素敵』を1人でも多くの方に伝えたい・・・
ぜひ、能登に遊びに来てください。お待ちしていま――す♥

松木


執筆者

未知倶楽部室 吉野薫

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