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セミナーレポート

2012年12月7日 第10回道の駅価値創造セミナー

2012年12月27日

第10回 道の駅価値創造セミナー 2012年12月7日 伊藤忠商事竃{社ビル会議室



賦勺尚樹室長
賦勺尚樹室長
「道の駅エコステーション化計画〜有事の備えは平時の営みから〜」

2012年12月7日、伊藤忠本社(東京 青山)で第10回道の駅価値創造セミナー
が行われました。今回お声掛けしたのは道の駅エコステーション化研究会
メンバー(約30名)のみですが、その中で年末の忙しいところ8名の方が参
加して下さりました。北は北海道の根室市、西は島根県多伎町。遠路遥々
お越し頂き心より感謝致します。

そこに、エコステーション化実現の為にソリューション提案をする企業12社
が加わって下さりました。基本設計、自然エネルギー、省エネ、節水、環境
新モビリティー、防災関連に携わる企業です。

当日の内容を以下簡単に感想文という形でご紹介します。



リチウムイオン蓄電池のご紹介
リチウムイオン蓄電池のご紹介
@ある道の駅代表が総括の際に述べた言葉が良かったです。

「ウチの道の駅は今日提案あった殆どの製品の売り込みを受けたが、基本
的にはこれらの個別業者への対応は断っている。但し、道の駅エコステの
様に個別製品が道の駅、地域にとってどれだけ役に立つかという全体像と
個別製品の位置付けが分かっていれば対応が出来る」。
つまり、定置用蓄電池売りは自分の商品だけ売れれば良いという考えだけ
では駄目で、この蓄電池を設置導入することによって平時には何が出来て、
災害時には何が出来るか、その全体の絵を相手の立場に立って描き、その
上で提案する必要があるということです。従い、我々はセミナーで「商品」と
いう言葉は使わず、その代わりに「ソリューション」という言葉を使いました。
商品そのものに価値があるのではなく、商品があることによって作り出す世
界にこそ真の価値があるのだという意味を込めてです。この道の駅代表の
言葉により我々未知倶楽部が進めている方向性に誤りがないという確信を
得た次第です。


水を使わないエコトイレのご紹介
水を使わないエコトイレのご紹介

討論・審議風景
討論・審議風景

A12のソリューションを紹介する為、各社10分という時間制限を設けました。

企業側は大変です。通常、お客様を前にして自社製品を紹介する場合、
20分以上の時間が与えられている筈です。パワーポイントの資料ですと
10枚以上です。そこを敢えて10分と短くした背景には、セミナー全体の
時間との兼ね合いもありますが、それだけではなく時間を短くすることに
より、各社の製品紹介において、エッジの効いたポイントに絞らざるを
得ない状況を作り出し、それとともに道の駅の代表者の心に響く為には
道の駅にとってこの製品の何がメリットとなるかその抽出作業が行われ
ることを期待したためです。

プレゼンテーターの皆様は直前まで相当苦労されていましたが、本番で
は見事10分以内で説明を終えました。なかには導入実績のある道の駅
までわざわざ取材に行き、そのマネージャーに製品導入メリットを紹介
させるビデオを流す強者(つわもの)もおりました。道の駅の方のアンケ
ート結果を見ますとやはりこの強者の担いだ製品(ソリューション)への
関心度が一番高く「直ぐにでも導入したい」という意見が有ったほどです。

しかし、スリリングな体験で、4時間はあっという間に過ぎました。我々は
このようなビジネスマッチングをこれから数か月に一度行いたいと思って
おります。

【参加頂いた道の駅】
道の駅 スワン44ねむろ(北海道)、道の駅 クロス10十日町(新潟県)、道の駅 花の駅 千曲川(長野県)
道の駅 すず塩田村(石川県)、道の駅 湖北水鳥ステーション(滋賀県)、道の駅 赤来高原(島根県)
道の駅 キララ多岐(島根県)

【ソリューションを紹介した企業】
伊藤忠エネクス株式会社、 株式会社オリエンタルコンサルタンツ、 株式会社リサイクルワン、 グランデザイン株式会社
JFEエンジニアリング株式会社、 株式会社モディー、 株式会社ウェルシィ、 LENS株式会社、 セグウェイジャパン株式会社

■□当日の弊社プレゼン資料はこちらからダウンロードできます。
執筆者

未知倶楽部事務局

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