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事務局だより Vol.26 (2013.1.23発行号)

2013年02月06日

☆o。今日のエコ発見記。o☆

10兆円を超える補正予算ですが、各省庁が出している予算内容を読んでも、
どのような手続きで活用できるのか今一つ判りませんね。何故判り難いか。
色々考えたのですが、恐らく以下理由によると思います。

政府は先ず大きな括りとして補正予算の骨組み(復興支援とか緊急経済対策
とかのテーマ)を決めて、それに合わせて各省庁がしたためていた予算要求
を取り出し、そして抽出して取り敢えず血肉で埋めて作ったというのが今発表
されている補正予算の内容だと思います。従い、これだけだと神経が行き渡って
いないので動きません。動かす為(つまり予算が効果的・効率的に活用される為)
には各自治体、企業が狙っているスキームと予算とのマッチングを行う必要が
あります。そのために自治体、企業は霞が関へ行き、内容、運用、手続き等の
確認をする訳です。今回の予算作りでイニシアティブを取った省庁は言うまでも
なく経済産業省です。同省関係部局は現在、この予算がきちんと活用される為
運用面・手続き面でどのようにしたら良いか、企業を中心にヒアリングを行って
います。

動かす為には色々な点を詰めねばなりませんが、やはり一番大きいイシュー
は補助率の欠け目(国の補助率が2/3の場合、残りの1/3のこと)をどうするか
でしょう。

道の駅の皆様へ補正予算を活用して急速充電器を設置したいと思うかどうか
アンケート調査をさせて頂きました。10日間の間にご回答頂いたのは147の
道の駅で、65%に当たる97の道の駅の方がこの補正予算を活用して導入したい
と回答しています。但し、当然条件がついています。補助率100%であることです。

よく研究している道の駅の方からは急速充電器(設備)だけでなく設置費用、
電気料、維持費等のランニング費用を国が補助してくれれば、という細かい
条件が出されています。

EVの世界を作る為には先ず高速道路、次に道の駅という優先順位が適切と
思いますが、その辺りのVisionはどうなっているのか、それを実現する為の
戦略はどうなっているのか経済産業省へ確認をしてみたいと思っています。

執筆者

未知倶楽部事務局

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