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事務局だより Vol.5 (2012.6.27発行号)

2012年07月05日

☆o。今日のエコ発見記。o☆

道の駅エコステーション化計画を推進するようになってから、今まで何気なく
通り過ぎていた場所で新たな発見をする機会が多くなりました。

先日の夜、有楽町のマリオンを潜り抜け銀座方面へ出たところに妙な形の街路灯
を見かけました。筒状のモノがクルクル回り、またそれを支える柱の下には手を広
げたような2枚のパネルがあります。そろそろひまわりの季節ですが、さながら
スペースステーション型ひまわりあるいはかっこ良く言うとコズミックサンフラワー
ですか、そんな言葉がフィットする奇抜な街路灯です。

この筒状のクルクル回転するモノとは風力発電の翼です。但し一般のプロペラ機や
扇風機の様は翼ではなく専門的に言うと垂直軸型とかいうもので、イメージ的には
祭りの時に振り回す纏(まとい)の様なものです。

手を広げたようなパネルですが、これは判りますね?。
太陽光パネルです。

この物体は有楽町マリオン前に二基設置されているのですが、実はこの場所には
大変意味があります。ここは都内で最も風が通過するところと言われています。
東京湾の風が大きなビルに遮られることなく南から北へ向かって直進しここへ
たどり着くのです。都心で最も涼しいところとも云われています。
この自然の風の力に意味があるのですね。

調べてみましたところこの風力、太陽光両方の合計出力は374Wであり、一日の
予想発電量は497Whとのことです。電力は夜間はこの街路灯(LED)を点灯させますが、
災害時には内臓充電器で携帯電話への充電、その他非常用電源として利用が可能と
いうことです。

こういう仕掛けが都内の至る所であるみたいです。
常にいざというときどこにどんな命綱があるか知っておくことは大切ですね。

こういう仕掛けを皆様の地域でも見つけましたらご一報ください。
執筆者

未知倶楽部事務局

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