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九州道の駅探検記

第78回九州・山口 道の駅探検記 道の駅 阿蘇 (熊本県)

2012年01月26日

道の駅阿蘇EV充電器@
道の駅阿蘇EV充電器@

道の駅阿蘇EV中速充電器
道の駅阿蘇EV中速充電器

道の駅阿蘇 EV充電器説明看板
道の駅阿蘇 EV充電器説明看板

道の駅阿蘇 EV充電器DCプラグ 
道の駅阿蘇 EV充電器DCプラグ
    先日、「道の駅 阿蘇(熊本県)」に立ち寄りました。「道の駅 阿蘇」は世界一の規模を誇る阿蘇カルデラ盆地にあり、特に冬は九州で一番冷え込む地域です。訪問当日も雪模様の寒い一日でした。   この「道の駅 阿蘇」の駐車場には昨年EV充電器が設置されました。
  この充電器は熊本県が行っている「EV・PHVタウン構想」事業で県が県内の観光施設などに設置した充電器で、電気自動車用の充電器1器と電気バイク用充電器1器があります。

  無人施設で使い方は掲示されていますが、設置当初は使い方が分からず道の駅スタッフが対応していたそうです。最近では利用者も慣れ スムーズに利用されています。設置当初から利用者は増え続けいるようで、インフラ整備が整うに従って電気自動車の台数も増えているようです。車種としては日産リーフがダントツに多く、自家用車とレンタカーが半々といったところです。

  現状の電気自動車ではまだ航続距離が短く(約200km)、山間部ではさらに短くなるので充電ポイントを経由地に選びながらのドライブになります。「道の駅 阿蘇」の充電器で1時間80%充電と書かれていましたので、待ち時間の過ごし方といった観点でみると道の駅に充電器があるのは助かります。充電中に食事や買い物が楽しめ滞留時間も長くなり道の駅や地域にとってメリットがあるのではないでしょうか。

  現在は「道の駅 阿蘇」での充電料は無料ですが、全国的にいくらくらいで落ち着くのか注目されます。また1台分の充電機能しかないため台数が増えてきた時の対応はどうなるか、まだまだ電気自動車が主流になるまでには時間とお金が必要なようです。
執筆者

三雲浩嗣

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