HOME > 道の駅探検記:九州沖縄編 > 第75回九州・山口 道の駅探検記 道の駅 山川港活お海道(鹿児島県) 

九州道の駅探検記

第75回九州・山口 道の駅探検記 道の駅 山川港活お海道(鹿児島県) 

2011年10月23日

山川港活お海道外観
山川港活お海道外観

山川 本枯れ節
山川 本枯れ節

朝市直売ゾーン
朝市直売ゾーン
  先日、九州で一番新しい道の駅、山川港活お海道(やまかわこういおかいどう) (鹿児島県)を訪問しました。
  施設自体は昨年4月にオープンしていますが、道の駅に登録されたのが今年8月でした。

  運営は山川町漁業組合が指定管理者としてあたっています。担当者に概要等説明して頂きました。

  「山川港活お海道」は鹿児島県の南部指宿市(旧山川町)にあり薩摩半島最南端の道の駅です。山川町には日本最南端の漁港山川港があり、鰹漁が盛んです。また鰹の加工品であるかつお節の生産量日本一を誇る鹿児島県ですが、その中でも最も高級とされる仕上げ節(本枯れ節)は、指宿山川産が全国の約7割のシェアを占め、生産量全国一となっています。

  (本枯れ節とは、カビ付けと日乾を繰り返し最初のカビ付けから本枯れの状態になるまで7〜8週間を要します。カビが節内の脂肪、水分を吸出し、これによって香味豊かな完成品となります。完成に要する期間は4〜5か月もかかります。)

  「山川港活お海道」は3つのゾーンで構成され、それぞれ「朝市直売ゾーン」「特産品販売ゾーン」「レストランゾーン」に分かれています。
「朝市直売ゾーン」は地元生産者とコミュニケーションを楽しみながら買い物ができる対面販売コーナー14ブースあり、魚介類、さつま揚げ、鰹節、漬物、野菜、焼酎など山川ならではのお店が並んでいます。
「特産品販売ゾーン」は出荷者協議会に加盟している生産者が生産加工した、産品が販売されています。
「レストランゾーン」の市場食堂「鶴の港」では山川特産の「鰹のたたき」や新鮮な刺身など地元海産メニューが楽しめます。
  また建物は山川漁港の地形の特徴より「鶴の港」と呼ばれていたことから、鶴が羽を広げたイメージの建物となっています。

 担当者の話では、まだ登録されたばかりで道の駅となった効果はそれほど感じられないとのことであるが、九州観光の中で加熱して言う鹿児島の事を考えると今後利用客が増えてくることは間違いないと考えられます。個人的に以前から好きな町、山川町の道の駅が繁盛して欲しいと願っています。
執筆者

且O雲企画事務所 三雲浩嗣

ページTOP