第70回九州・山口 道の駅探検記 道の駅 水辺の郷おおやま(大分県)
2011年08月01日
「水辺の郷」は私が勤務していた時から商品開発に力を入れており、現駅長の山内さんが食品問屋出身で販路から加工まで食品について広範な知識と経験を持っていた事により、これまで数多くの商品を開発してきました。スィーツ、調味料、加工品、箱菓子、飲料など、売上の25%をオリジナル商品が稼ぎ出しています。
今回紹介するのは地元大山町の特産である梅干しを使ったジュレです。 大山で作られた梅干しは昔ながらの「梅」「しそ」「塩」だけの製法で作られたすっぱい梅干しでスィーツには使いにくい商品でしたが、道の駅のパティシエ須田さんがその塩分を利用して甘酸っぱいジュレに仕上げました。
食べてみましたが絶品です。現在は道の駅内のパティスリー響で販売されていますが、今後加工の外注(OEM)を行ってギフト商品として販売していきたいそうです。
パティスリー響は今年春に売り場を開設し「地元の食材をスィーツに」をコンセプトに、これまで開発してきた商品を販売しています。栗や梨やイチゴ、変わり種には「梅干しのマカロン」なんかもラインナップしています。
是非近くにお寄りの際はおおやまスィーツをお試しください。
執筆者
三雲浩嗣