第67回九州・山口 道の駅探検記 道の駅太良(佐賀県)
2011年06月26日
太良町は佐賀県西南部、長崎との県境にあり、竹崎カニやカキなどの海の幸に恵まれています。
カキのシーズン(10月中旬〜4月頃)頃になると、国道207号線が「カキ焼海道」に変身し、カキ焼き小屋が立ち並びます(一部は夏期も営業)。カキをはじめとする海産物を、食べたい分だけ購入して、店内の焼き台で焼いて食べるスタイルです。釜めしやカニ汁などの自慢料理も地元価格で楽しめるとあって、冬の週末は車の行列ができるほどの盛況ぶりです。道の駅太良は、その「カキ焼街道」国道207号線沿いに位置しています。
道の駅の施設は大きく2つに分けられ、特産品販売所「たらふく館」では、太良町の特産物である、竹崎カニやみかん、その他、野菜、花、魚介類、地元加工組織が作った饅頭やかりんとうなどの加工品等を販売しています。隣接している太良漁協直営の食事処「漁師の館」では、豪快な牡蠣焼バーベキューのほか、海鮮チャンポンやカニ釜飯などを楽しめます。私は海鮮ちゃんぽんを頂きました。
訪問当日は平日であいにくの雨模様でしたが多くのお客様が来られ、お買い物や食事をされていました。新鮮な海産物を購入出来たり、海鮮焼を楽しんだりできるスポットとして九州では太良町が認知され「地域ブランド」が確立しているのでしょう。
執筆者
三雲浩嗣