HOME > 道の駅探検記:九州沖縄編 > 第65回九州・山口 道の駅探検記 道の駅むなかた(福岡県)

九州道の駅探検記

第65回九州・山口 道の駅探検記 道の駅むなかた(福岡県)

2011年05月26日

物産直売所
物産直売所

物産直売所 鮮魚コーナー
物産直売所 鮮魚コーナー

おふくろ食堂はまゆう
おふくろ食堂はまゆう
先日、福岡県にある道の駅むなかたを訪問してきました。

道の駅むなかたは九州の2大都市、福岡市と北九州市のほぼ中間点、宗像(むなかた)市にあります。開店して4年目の大型道の駅です。開業当時から新鮮な魚介類・野菜等、豊富な品ぞろえと、立地の良さから九州で1番お客さんの多い駅です。週末に立寄ったことはありませんが、平日でも多くのお客さんでごった返しています。今年1月には来館者400万人を達成しています。

【施設】
@物産直売所【営業時間】9:00〜18:00(夏季6月〜9月は8:30から)
Aレストランおふくろ食堂はまゆう【営業時間】11:00〜16:00
Bインフォメーション
C情報コーナー (道路情報・天気予報)
D駐車場約200台
Eトイレ (24時間ご利用できます)

注目すべきは物産直売所の鮮魚コーナーです。店内の約1/3を占めており、港から揚がった鮮魚が安価で並んでいます。また加工コーナーでは魚の3枚おろしなどのサービスもあり、美味しい魚の食べ方や調理のポイントなどを聞くこともでき親切な売場です。

他にも朝採り野菜のコーナー、むなかた季良里認定事業委員会(宗像市商工会が組織)が認定した宗像市特産品「むなかた季良里」コーナー、精米コーナー宅配コーナーなどがあり楽しい買い物ができます。
レストランおふくろ食堂はまゆうでは地元の食材にこだわり、宗像ならではの漁師料理や農家料理がカフェテリア方式で、食べることができます。

今回は企画担当の山田さんに案内頂きました。
道の駅運営は宗像農業協同組合、宗像市商工会、宗像漁業協同組合、鐘崎漁業協同組合、宗像観光協会の5団体が出資した、「株式会社まちづくり宗像」が行っているそうです。道の駅産品の通販事業の御提案でお伺いしたのですが、積極的に取り組みたいという気持ちはあるのですが、仕入の問題(すべての商品が委託販売商品)や、特定の生産者の商品を選定しにくいなど、人気の駅ながらも外に向けた販売には乗り越えなければならないハードルが多い事が推察されました。

道の駅むなかたはこれからも九州道の駅をけん引する駅の一つとして活躍していくことと思います。
執筆者

三雲浩嗣

ページTOP