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九州道の駅探検記

第61回 九州道の駅探検記 (番外) 東北地方太平洋沖地震

2011年03月25日

  3月11日、東北地方中心に未曾有の大災害が発生しました。この場を借りて被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
メディアからや被災された方々から、大津波が陸に押し寄せるショッキングな映像が配信され私はテレビに釘付けになりました。これまで世界中で起こっている大災害や紛争をどこかで他人事として見ていた自分が、今回の災害は他人事として見れませんでした。神戸で被災した経験が あったからか、自分の母国で起こったことだからか、わかりませんが被災状況を見てすぐに 「自分に出来ることは何か?」と考え弊社で運営している特産品ショップに募金箱を設置しました。

  今回被災された道の駅も多くあります。そして市街地が被災して道の駅が残った地域もあります。道の駅はこれまで地域活性化の為の拠点として運営されてきたところが多いわけですが、被災地の道の駅は、今後地域復興の拠点としての役割を担わなければなりません。産地も生産者も被害を受け売る物がない状態がしばらく続くと考えられますが、復興を加速するためにも経済活動にどれだけ早く移れるかが鍵になると思います。その経済復興支援として全国の道の駅の力が必要です。道の駅ではありませんが弊社が運営している全国の特産品ショップで「東日本大震災復興支援コーナー」を設けて被災された地域の産品を販売しようと準備中です。現在は産地が被災しているため産品を確保するのは難しいですが、長期的なスパンで支援できればと思います。もし賛同して頂ける駅がありましたらご連絡お願い致します。また被災された地域の道の駅でこんな商品なら出荷できるけどといった情報があれば是非お知らせください。

  海外メディアが被災者の冷静さや秩序だった行動を称賛していましたが、これは日本人には当然のことと思います。略奪や暴行が頻発し治安が悪化して戒厳令が布告され軍隊が治安維持するどこかの国とは民度が違います。これは日本人が長年培ってきた倫理感、教育の賜物と思いますが、外国人からすると異常に見えるのでしょう!日本人はこういった国難といえる事態に直面すると素晴らしいチームワークと底力を発揮できる民族と思っています。きっと不屈の精神で再建を成し遂げると思います。私はその日本人の底力を神戸の復興で見ました。皆さん一緒に頑張りましょう!  
執筆者

三雲浩嗣

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